東京ジャイアンツ (小惑星)

小惑星

東京ジャイアンツ(とうきょうジャイアンツ、26887 Tokyogiants)は、太陽系小惑星のひとつ。火星木星の間にある小惑星帯を3.82年かけて公転している。1994年10月14日に、国立天文台佐藤勲荒木博志によって東京大学木曽観測所で発見された[3]

東京ジャイアンツ
26887 Tokyogiants[1][2]
仮符号・別名 1994 TO15[1][2]
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1994年10月14日[1][2][3]
発見者 佐藤勲
荒木博志[1][2][3]
軌道要素と性質
元期:2022年1月21日 (TDB 2459600.5)[1]
軌道長半径 (a) 2.439540025729954 au[1]
近日点距離 (q) 1.837253935370444 au[1]
遠日点距離 (Q) 3.041826116089465 au[1]
離心率 (e) 0.2468851029321792[1]
公転周期 (P) 3.810396102491715 年[1]
軌道傾斜角 (i) 8.326489764725244 [1]
近日点引数 (ω) 203.6997783352811 度[1]
昇交点黄経 (Ω) 22.40554244081299 度[1]
平均近点角 (M) 194.1472019182163 度[1]
物理的性質
自転周期 2.876 h[1]
絶対等級 (H) 14.7[1]
Template (ノート 解説) ■Project

命名

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日本のプロ野球球団読売ジャイアンツ(巨人軍)から命名された[2]国際天文学連合には当初「Giants」として提案されたが、アメリカ大リーグサンフランシスコ・ジャイアンツと区別するため、「Tokyo」をつけた形で承認され、[要出典]2003年3月発行の小惑星回報(MPC 48160)で公表された。なお、ジャイアンツはこの小惑星が発見される直前の1994年10月8日にリーグ優勝を決めていた。

命名時には同名の野球漫画に因んで「巨人の星 発見」などと報道された。星飛雄馬やその父一徹が夜空に輝く「巨人の星」を見上げる場面をイメージしたものである。[要出典]なお、この小惑星は漫画のように肉眼で見ることはできない。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 26887 Tokyogiants (1994 TO15)”. Small-Body Database Lookup. JPL. 2022年3月21日閲覧。
  2. ^ a b c d e “(26887) Tokyogiants [2.44, 0.25, 8.3]”. Dictionary of Minor Planet Names. Berlin, Heidelberg: Springer Berlin Heidelberg. (2006). p. 2225. doi:10.1007/978-3-540-34361-5_2225 
  3. ^ a b c The MINOR PLANET CIRCULARS/MINOR PLANETS AND COMETS”. IAU Minor Planet Center. 2022年3月21日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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