日本女性科学者の会
一般社団法人日本女性科学者の会(にほんじょせいかがくしゃのかい、英文名 The Society of Japanese Women Scientists、略称SJWS)は、日本婦人団体連合会初代会長・女性国際民主連合副会長の平塚らいてう[1][2]、ノーベル物理学賞受賞者の湯川秀樹[3]をはじめとする世界平和アピール七人委員会の支援のもと、「女性科学者の友好を深め、各研究分野の知識の交換を図り、女性科学者の地位向上をめざすとともに、世界の平和に貢献すること」を目的として1958年に設立された(1996年に「日本婦人科学者」の名称から改組)。2002年から男女共同参画学協会連絡会[4]に加盟。2004年に日本学術会議の登録学術団体(第4部科学教育)となる[5]。
略称 | SJWS |
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設立 | 1958年4月 |
種類 |
職能団体 研究者団体 女性団体 |
法人番号 | 3011105006341 |
法的地位 | 一般社団法人 |
目的 | 女性科学者の友好を深め、各研究分野の知識交流を図り、女性科学者の地位向上を目指すとともに、世界の平和に貢献すること |
本部 | 宮城県仙台市青葉区片平2-1-1 東北大学 金属材料研究所 |
会長 | 梅津理恵 |
重要人物 | 大坪久子(会員,日本大学薬学部薬学研究所 上席研究員) |
主要機関 | 会員総会・理事会・委員会・事務局 |
提携 |
日本学術会議 日本女性技術者科学者ネットワーク(加盟) 国際婦人年連絡会(加盟) |
ウェブサイト | https://sjws.or.jp/ |
理学・工学(数学、物理学、化学、生物学、地学等)、医学、薬学、農学、家政学等を専攻する大学、研究機関などに所属する研究者および企業の研究者・技術者等幅広い会員からなり、男性も活動に参加している[5]。会員数約250名(2023年6月現在)。
現在、代表は会長・梅津理恵(東北大学金属材料研究所・教授)で、事務局は東北大学片平キャンパスに置いている。
日本女性技術者科学者ネットワーク(JNWES)及び国際婦人年連絡会に加盟している。
活動
編集主な活動[5]
機関誌
編集- 『日本女性科学者の会 学術誌』[6]
初 代 | 阿武喜美子 |
第2代 | 幾瀬マサ |
第3代 | 数野美つ子 |
第4代 | 鈴木益子 |
第5代 | 佐々木政子 |
第6代 | 大島範子 |
第7代 | 大倉多美子 |
第8代 | 功刀由紀子 |
第9代 | 近藤科江 |
第10代 | 跡見順子 |
過去の事務局所在地
編集出典
編集- 日本女性科学者の会学術誌/22 巻 (2022)。著:木村了, 沼澤朋子。『日本女性技術者科学者ネットワークの歴史と展望』(2022年)[8]。
脚注
編集- ^ 平塚らいてう論文(国立情報学研究所収録) 国立情報学研究所
- ^ NPO法人 平塚らいてうの会
- ^ 湯川秀樹論文(国立情報学研究所収録) 国立情報学研究所
- ^ “男女共同参画学協会連絡会”. djrenrakukai.org. 2021年8月18日閲覧。
- ^ a b c 日本女性科学者の会 設立と経緯
- ^ “日本女性科学者の会学術誌”. www.jstage.jst.go.jp. 2021年8月18日閲覧。
- ^ “一般社団法人 日本女性科学者の会ホームページ”. 2022年11月8日閲覧。
- ^ “日本女性技術者科学者ネットワークの歴史と展望”. 2023年11月8日閲覧。