折口駅

鹿児島県阿久根市にある肥薩おれんじ鉄道の駅

折口駅(おりぐちえき)は、鹿児島県阿久根市折口折口東にある、肥薩おれんじ鉄道線である。駅番号OR20

折口駅
駅舎
おりぐち
Origuchi
OR19 野田郷 (5.4 km)
(5.5 km) 阿久根 OR21
地図
所在地 鹿児島県阿久根市折口折口東
北緯32度3分39.41秒 東経130度13分2.98秒 / 北緯32.0609472度 東経130.2174944度 / 32.0609472; 130.2174944座標: 北緯32度3分39.41秒 東経130度13分2.98秒 / 北緯32.0609472度 東経130.2174944度 / 32.0609472; 130.2174944
駅番号 OR20
所属事業者 肥薩おれんじ鉄道
所属路線 肥薩おれんじ鉄道線
キロ程 80.7 km(八代起点)
門司港から313.0 km
電報略号 オレリク
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線(実質2面2線)
乗降人員
-統計年度-
201人/日
-2019年-
開業年月日 1923年大正12年)3月25日[1]
備考 無人駅
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歴史

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駅名の由来

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開業当時の地名(出水郡阿久根村大字折口)が由来。古くは出水郡阿久根折口村であった。

この地は古くから傾斜地で海岸へ向けての坂道(降り口)が多く、「降り口」がそのまま「折口」に転化したものである。

年表

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駅構造

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ホーム(2013年3月)

相対式2面3線を有する地上駅である。無人駅。かつては大きな待合室がある木造駅舎が建っていたが、駅舎は1980年に解体されて簡易駅舎に建て替えられ、駅舎横にあった待合室も1990年頃に解体されて現在に至る。2013年に水洗式公衆トイレが設置された。

  • 複合式2面3線で、かつては普通列車や貨物列車が旧2番線を使用して優等列車の通過待ちをしたり、平日朝夕ラッシュ時や海水浴シーズンに旧2番線発着の当駅折り返し列車も設定されていたが、旧2番線は2000年頃に使用停止となり、2004年3月に肥薩おれんじ鉄道に経営移管された際に架線が撤去され、現在も線路は残っているが出発信号機が横を向いており使用停止状態である。
  • 実質単式ホームの2面2線化。(これは同線の「日奈久温泉駅」や「佐敷駅」も同様。)

南側に位置する脇本地区の住宅街の最寄り駅であるため乗降客は比較的多く、特に朝夕は沿線の高校に通学する生徒で大変混雑する。また、近隣に脇本海水浴場があるため、夏休みを中心に海水浴客で賑わう。そのため、無人駅化後も1980年代末期までは夏季の夏休みシーズンのみ出水駅より海水浴客対応の駅係員が臨時配置され、肥後二見駅上田浦駅西方駅同様期間限定の有人駅であった。

のりば

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のりば 路線 方向 行先 備考
1 肥薩おれんじ鉄道線 上り 出水水俣八代方面  
下り 阿久根川内方面 原則としてこのホーム
2 一部列車のみ

利用状況

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  • 2019年度の1日平均乗降人員は201人である[5]
年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2007 180 367
2008 182 372
2009 145 298
2010 141 290
2011 138 282
2012 124 254
2013 119 243
2014 103 212
2015 102 210
2016 228
2017 215
2018 207
2019 201

駅周辺

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駅の周辺は民家が少なく閑散としているが、駅から800m先に2つの国道が走っている。また南側に脇本地区の住宅街が広がっている。地理的には長島町への入口に最も近いが、公共交通機関は出水駅から出ている。

隣の駅

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肥薩おれんじ鉄道
肥薩おれんじ鉄道線
野田郷駅(OR19) - 折口駅(OR20) - (赤瀬川信号場) - 阿久根駅(OR21)

脚注

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  1. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、687-688頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「日本国有鉄道公示第331号」『官報』1970年9月4日。
  3. ^ 「通報 ●鹿児島本線折口、牛ノ浜、肥薩大川、草道、上川内及び木場茶屋駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1970年9月4日、1面。
  4. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '04年版』ジェー・アール・アール、2004年7月1日、191頁。ISBN 4-88283-125-2 
  5. ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2021年9月6日閲覧

関連項目

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外部リンク

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