我等の町
『我等の町』(われらのまち、Our Town)は、1940年のアメリカ合衆国のドラマ映画。 監督はサム・ウッド、出演はウィリアム・ホールデンとマーサ・スコットなど。
我等の町 | |
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Our Town | |
監督 | サム・ウッド |
脚本 |
ソーントン・ワイルダー フランク・クレイヴン ハリー・チャンドリー |
原作 |
ソーントン・ワイルダー 『わが町』 |
製作 | ソル・レッサー |
出演者 |
ウィリアム・ホールデン マーサ・スコット |
音楽 | アーロン・コープランド |
撮影 | バート・グレノン |
編集 | シャーマン・トッド |
製作会社 | ソル・レッサー・プロダクション |
配給 |
ユナイテッド・アーティスツ セントラル |
公開 |
1940年5月24日 1947年6月10日 |
上映時間 | 90分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
ソーントン・ワイルダーの1938年初演の戯曲『わが町』(原題同じ)をワイルダー自らの脚色(フランク・クレイヴン、ハリー・チャンドリーとの共同脚本)で映画化した作品である。
ストーリー
編集この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
1901年から1913年までのニューハンプシャー州の架空の平凡な町「グローヴァーズ・コーナーズ」を舞台に、そこに住む人々の日常を進行役の舞台監督が紹介する形で描く。
グローヴァーズ・コーナーズの住民は平和に暮らしている。ギブス医師、妻のジュリー、そして2人の子供ジョージとレベッカ。隣のウェッブ家には、美しい娘エミリーと息子のウォーリーがいる。ジョージとエミリーは恋に落ち、3年間の交際の後、結婚する。
時が経ち、エミリーは第二子の出産が難産となり、重篤な状態となる。彼女は死の間際、ある種の「中間世界」に入り込み、町で亡くなった様々な人々に会い、また、自分の人生を回想するが、最後に彼女は生きることを決意し、夢から覚める。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹替(テレビ版・初回放送1967年3月11日『土曜洋画劇場』)
- ジョージ・ギブス: ウィリアム・ホールデン(高山栄) - 高校卒業後、叔父の農場で働き、いずれは農場を継ぐ予定。
- エミリー・ウェッブ: マーサ・スコット(渡辺知子) - ジョージの隣に住む同学年の幼なじみ。高校卒業後にジョージと結婚する。
- ギブス夫人: フェイ・ベインター(赤木靖恵) - ジョージの母。
- ウェッブ夫人: ボーラ・ボンディ(阿部寿美子) - エミリーの母。
- ギブス医師: トーマス・ミッチェル(早野寿郎) - ジョージの父。町の医者。
- ウェッブ氏: ガイ・キビー(熊倉一雄) - エミリーの父。町の新聞の編集者。
- モーガン氏: フランク・クレイヴン - 舞台監督(進行役)。町のパーラーの店主。
- レベッカ: ルース・トビー(堀絢子)
- ハウイ: スチュアート・アーウィン(大宮悌二)
作品の評価
編集映画批評家によるレビュー
編集Rotten Tomatoesによれば、7件の評論のうち高評価は86%にあたる6件で、平均点は10点満点中7.04点となっている[1]。
受賞歴
編集映画祭・賞 | 部門 | 候補 | 結果 |
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アカデミー賞 | 作品賞 | ノミネート | |
主演女優賞 | マーサ・スコット | ||
録音賞 | サミュエル・ゴールドウィン・スタジオ・サウンド部 | ||
音楽賞 | アーロン・コープランド | ||
作曲賞 | アーロン・コープランド | ||
美術監督賞(白黒) | ルイス・J・ラックミル |
備考
編集- マーサ・スコットとフランク・クレイヴンは原作舞台劇でも同じ役を演じており[2]、スコットは本作が映画デビュー作となる[3]。
出典
編集- ^ “Our Town (1940)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年10月25日閲覧。
- ^ “Our Town (1940) - Trivia” (英語). ターナー・クラシック・ムービーズ. 2012年6月10日閲覧。
- ^ “Martha Scott - Biography” (英語). IMDb. 2012年6月10日閲覧。
外部リンク
編集- ウィキメディア・コモンズには、我等の町に関するカテゴリがあります。
- Our Town - インターネット・アーカイブ
- 我等の町 - allcinema
- 我等の町 - KINENOTE
- Our Town - オールムービー
- Our Town - IMDb
- Our Town - TCM Movie Database
- Our Town - Rotten Tomatoes