成清 龍之介(なりきよ りゅうのすけ、1999年10月18日[1] - 2021年2月24日)は日本の競輪選手

成清龍之介
基本情報
愛称 なり[1]
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1999-10-18) 1999年10月18日
没年月日 (2021-02-24) 2021年2月24日(21歳没)
身長 179.0cm[1]
体重 77.6kg[1]
縁故選手 成清貴之(父)、成清謙二郎(叔父)
選手情報
期別 日本競輪選手養成所 117期[2]
脚質[1]
登録地
2020-2021 日本競輪選手会 千葉支部[3]
■最終更新日:2024年4月1日  テンプレートを表示

経歴

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千葉県出身[1]。父は成清貴之(73期)、叔父は成清謙二郎(90期)で師匠でもあった[2]。中学高校では野球をやっており、市原市立八幡中学校時代は市原ポニーベースボールクラブ、東海大学付属市原望洋高等学校時代は野球部所属だったが、高校で進路を決める時期に今しかできないことをしてみようと思い、父や叔父が競輪選手であったこと、夢があるからと競輪選手を目指す[1][4][5][6][7][8]。自転車競技の経験はなく、高校2年のときに父に競輪選手になりたいと話すも、やめたほうがいいと言われた[8]。成清の見立てでは自分の性格が競輪に向いてないからでは考えている[8]

高校3年の夏から自転車の練習を始め、2回目の挑戦で2020年3月に日本競輪選手養成所を在所成績10位で卒業[8][9][10]、同記念レースは7位だった[11]。同月25日、A級3班配属[1]。同年5月15日、広島競輪場でデビュー[1]。同年7月13日に初勝利、同月15日に初優勝を四日市競輪場で飾る[1][12]

2021年2月24日午前10時20分頃、以前より時折練習に利用していた千葉県袖ケ浦市中袖の市道を友人であるトレーニング仲間と練習のため自転車で走行中に路肩に停まっていた中型トラックの後ろ中央近くに衝突、頭などを強打して流血、搬送先の病院で約1時間半後に頭部外傷などにより死亡、21歳[3][13][14][15]千葉県警木更津署は事故原因を成清の前方不注意だとみている[16]

通算成績は22戦10勝、優勝2回[13]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j 成清龍之介”. KEIRIN.JP (2021年2月21日). 2021年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月1日閲覧。
  2. ^ a b “競輪・成清龍之介さんが事故死…街道練習中トラックに衝突 父は成清貴之、昨年5月デビュー”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2021年2月25日). https://hochi.news/articles/20210225-OHT1T50001.html?page=1 2024年4月1日閲覧。 
  3. ^ a b “競輪選手が練習中に停車トラックに衝突、死亡…直線道路を伴走車と走行中 千葉・袖ヶ浦”. 中日スポーツ (中日新聞社). (2021年2月24日). https://www.chunichi.co.jp/article/207590 2024年4月1日閲覧。 
  4. ^ “成清龍之介さんが練習中に事故死”. エンジョイ (日刊プロスポーツ新聞社). (2021年2月25日). https://www.yen-joy.net/news/daily/detail/3/20210225/17583 2024年4月1日閲覧。 
  5. ^ 山口みのり (2020年9月5日). “あっという間の夏”. 松戸競輪場. 2024年4月1日閲覧。
  6. ^ “市原ポニーベースボールクラブ”. シティライフ 市原版 (シティライフ株式会社). (2013年9月13日). https://www.cl-shop.com/citylife/ichihara/2013/09/13/3049/ 2024年4月1日閲覧。 
  7. ^ 祝 選抜出場”. 市原ポニーベースボールクラブ (2017年2月27日). 2024年4月1日閲覧。
  8. ^ a b c d 立野純 (2021年2月26日). “今日から四日市ナイター競輪です”. レースプロ合同会社. 2024年4月4日閲覧。
  9. ^ “21歳の成清龍之介選手が練習中の事故で死亡”. netkeirin (ネットドリーマーズ). (2021年2月24日). https://keirin.netkeiba.com/news/news_detail.html?id=487 2024年4月1日閲覧。 
  10. ^ “【記者コラム】成清 亡き息子の思いも背負って”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年3月25日). https://keirinsponichi.jp/keirin_news/350470-2/ 2024年4月1日閲覧。 
  11. ^ 日本競輪選手養成所第117・118回卒業記念レース、ゴール直前で伸びた青柳靖起(佐賀)男子決勝を制す”. JKA (2020年3月23日). 2024年4月1日閲覧。
  12. ^ “成清龍之介が突っ張り先行で押し切る/四日市ミッド”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年7月13日). https://www.nikkansports.com/public_race/keirin/mid_cal/news/202007130000920.html 2024年4月1日閲覧。 
  13. ^ a b “競輪界に衝撃…成清龍之介さん、路上練習中に事故死、新田祐大「悲しい」”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2021年2月25日). https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2021/02/25/kiji/20210225s00052000127000c.html 2024年4月1日閲覧。 
  14. ^ トラックに衝突 競輪選手死亡 袖ケ浦の市道」『千葉日報』千葉日報社、2021年2月25日。オリジナルの2021年2月26日時点におけるアーカイブ。2024年4月4日閲覧。
  15. ^ 競輪選手がトラックに突っ込み死亡 千葉・袖ケ浦市」『TBS NEWS』TBSテレビ、2021年2月25日。オリジナルの2021年2月27日時点におけるアーカイブ。2024年4月4日閲覧。
  16. ^ 競輪の成清龍之介選手が練習中にトラックに衝突し死亡」『サンスポZBAT!』産経デジタル、2021年2月24日。オリジナルの2021年2月28日時点におけるアーカイブ。2024年4月4日閲覧。