得点 (バスケットボール)
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バスケットボールにおける得点は、試合のスコアを記録するために主に使われる。得点はフィールドゴール (2点または3点) またはフリースロー (1点[1]) で記録され、スリーポイントラインの内側からフィールドゴールをした場合は2点[1][2][3]、スリーポイントラインの外からフィールドゴールを決めた場合、3点を獲得[1][2][3]。ゲーム終了時に最も多くの得点を記録したチームが、そのゲームの勝者となる。
得点推移
編集NBA
編集近年のNBAでは全盛期ともいわれるスリーポイントの多様化[4][5]や年々試合のペースが高速化され、1試合のチームスコアがここ50年で最高得点110得点以上を記録するなど[6][7]、効率的な得点を求められている[8]。1980年以前のNBAでも現在のように高得点ゲームであったは、当時スリーポイントが導入されてはいないものの、PACE (攻撃回数指数) が多かったのが理由である[9]。その後、1990年代から2000年代はスリーポイントは導入されていたが、ポストオフェンスやミドルレンジ付近のショットが最も効率的だと考えられていた。また、当時はハンドチェックの厳しいディフェンスが存在したこともあり、リーグの平均得点が90点台であった[10][7]。その後、斬新とも言われたマイク・ダントーニが採用していた7秒以下のラン・アンド・ガンオフェンス「07 Seconds or Less Suns」の影響[注 1]やゴールデンステート・ウォリアーズ[注 2]の成功を受け、今日で見られる高得点でペースの速いゲームにシフトされていった[4]。
NBA
編集レギュラーシーズン
編集- 歴代通算得点: レブロン・ジェームズ (40,000得点)[12]
- 歴代最高平均得点: マイケル・ジョーダン (30.12 ppg)[13]
- 歴代シーズン最多得点: 4,029点 (ウィルト・チェンバレン, 1961–62シーズン)[14]
- 歴代シーズン平均得点: 50.4点 (ウィルト・チェンバレン, 1961–62シーズン)[14]
- 1試合最多得点: 100得点 (ウィルト・チェンバレン, 1962年2月3日, 対ニューヨーク・ニックス戦にて)[14]
- ハーフクォーター最多得点: 59得点 (ウィルト・チェンバレン)[14]
- 1クォーター最多得点: 37得点 (クレイ・トンプソン)[14]
- 延長戦1回での最多得点: 16得点 (ギルバート・アリーナス)
プレーオフ
編集- 通算得点: レブロン・ジェームズ (7,491得点)
- 歴代最高平均得点: マイケル・ジョーダン (33.4ppg)
- 1試合最高得点: マイケル・ジョーダン (63得点, 1986年4月20日, 対ボストン・セルティックス戦にて [2OT])
- ハーフクォーター最多得点: スリーピー・フロイド (39得点, ゴールデンステート・ウォリアーズ対ロサンゼルス・レイカーズ)
- 1クォーター最多得点: スリーピー・フロイド (29得点, ゴールデンステート・ウォリアーズ対ロサンゼルス・レイカーズ)
- 延長1回戦における最多得点: ステフィン・カリー (17得点, 2016年5月9日 vs. ポートランド・トレイルブレイザーズ戦にて)
ユーロリーグ
編集ユーロリーグにおける記録は以下のとおり。
- 歴代通算得点: 4455点[15] (ヴァシレイオス・スパヌリス)
- 歴代最高平均得点: 22.2ppg[16] (アルフォンソ・フォード)
- 1試合最高得点: 99得点 (ラディヴォイ・コラッチ, アルヴィックスBK戦にて)
- シーズン最多得点: 54.8ppg (ラディヴォイ・コラッチ, 1964-65シーズン)
Bリーグ
編集- B1リーグ
レギュラーシーズン
編集- 最多平均得点: 28.7ppg (ダバンテ・ガードナー, 2017-18シーズン)
- シーズン最多得点: 6546点 (ダバンテ・ガードナー)
- 1試合最多得点: 52得点 (ライアン・ロシター, 2018年12月8日 対琉球ゴールデンキングスにて)
カレッジバスケ
編集アメリカ合衆国のカレッジ・バスケットボールにおける記録は以下の通り。
脚注
編集- ^ a b c “Basketball rules: Get to know the regulations, the sport's history and rising popularity”. Olympics.com. 2022年2月2日閲覧。
- ^ a b “NBA Official Rule Book” (PDF). NBA.com. pp. 20. 2022年2月2日閲覧。
- ^ a b “THREE WAYS TO SCORE”. NBA.com. 2022年2月2日閲覧。
- ^ a b “Early NBA Season Over/Under Trends and Teams to Target this Week on the Total” (英語). NBA.com (2021年11月23日). 2022年2月2日閲覧。
- ^ “We are living in the golden age of the NBA 3-pointer, and it is wonderful” (英語). golfdigest.com (2018年11月5日). 2022年2月2日閲覧。
- ^ “Don't look now, but NBA teams are scoring like it's 1985” (英語). USA Today (2018年10月25日). 2022年2月2日閲覧。
- ^ a b “NBA League Averages”. Basketball-Reference.com. 2022年2月2日閲覧。
- ^ “Here’s what’s behind the NBA’s scoring explosion” (英語). Washingtonpost.com (2018年10月24日). 2022年2月2日閲覧。
- ^ “‘107 is the new 100.’ How scoring trends in the NBA are setting a new bar for what a good defense is.” (英語). Los Angeles Times (2018年10月29日). 2022年2月2日閲覧。
- ^ “The NBA Hasn’t Seen Scoring Like This In 25 Years” (英語). theshadowleague.com (2016年12月1日). 2022年2月2日閲覧。
- ^ 2004-05 Phoenix Suns | Basketball-Reference.com
- ^ NBA.com: All Time Leaders: Points
- ^ NBA.com: All Time Leaders: Points Per Game
- ^ a b c d e NBA.com: Regular Season Records: Points
- ^ Expanded | Euroleague
- ^ Expanded | Euroleague
- ^ “Grinnell guard erupts for record 138”. ESPN (2012年11月12日). 2022年2月2日閲覧。
- ^ “Pete Maravich”. sports-reference.com. Sports Reference, LLC. 2022年2月2日閲覧。