平 基綱(たいら の もとつな)は、平安時代後期の貴族・歌人。桓武平氏高棟流、紀伊守・平教成の子。官位は従五位下・伊勢守。
康和4年(1102年)の放生会にて藤原忠実の使いとして馬を献上しているが、このとき伊勢守在任中であった[1]。その他に蔵人を務め、従五位下に至った。
父・教成・叔父・棟仲共に歌人であり、勅撰和歌集には『金葉和歌集』に1首が入集する[2]。