山名氏冬
日本の南北朝時代の武将。室町幕府侍所頭人及び引付頭人山名時氏三男で、因幡山名氏初代当主。官位は中務大輔。因幡守護を勤めた
山名 氏冬(やまな うじふゆ)は、南北朝時代の武将。因幡国守護。
時代 | 南北朝時代 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 正平25年/応安3年1月5日(1370年2月1日) |
官位 | 中務大輔 |
幕府 | 室町幕府 因幡守護 |
主君 | 足利義詮 |
氏族 | 山名氏 |
父母 | 父:山名時氏 |
兄弟 | 師義、義理、氏冬、氏清、義継、時義、時治、氏頼、氏重、義数、高義 |
子 | 氏家 |
略歴
編集山名時氏の三男として誕生。
観応の擾乱では足利直義方に属した父・時氏に従い、兄弟達と共に播磨国・美作国などの守護である北朝方の赤松氏と争い、山名氏の中国地方一帯における勢力拡大に務める。正平18年/貞治8年(1363年)に山名一族は北朝に帰順し、氏冬は因幡の守護を任じられる。