天円山

徳島県鳴門市にある山

天円山(あまがつぶやま)は、徳島県鳴門市にあるである。別名は天ヶ津峰(あまがつみね)、天ヶ円[2]。地元民からは「あまがっつぁん」と呼ばれている。標高434.3m。

天円山[1]
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標高 434.3 m
所在地 日本の旗 日本
徳島県鳴門市
位置 北緯34度11分19.2秒 東経134度32分24.5秒 / 北緯34.188667度 東経134.540139度 / 34.188667; 134.540139座標: 北緯34度11分19.2秒 東経134度32分24.5秒 / 北緯34.188667度 東経134.540139度 / 34.188667; 134.540139
山系 讃岐山脈(阿讃山脈)
天円山の位置(徳島県内)
天円山
天円山(徳島県)
天円山の位置(日本内)
天円山
天円山 (日本)
プロジェクト 山
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地理

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讃岐山脈の東端近く、鳴門市のほぼ中央に位置。鳴門市大麻町大谷の集落の北方3kmに位置し、大谷の大谷川大麻町板東樋殿谷川の分水嶺を構成する。

板野郡史および国土地理院の地形図では「天円山」と表記されているが、「天ヶ津峰」と表記されることもある。天円山という名の由来は不明とされている。

山頂からは、ウチノ海鳴門海峡淡路島大手海岸吉野川など、広範囲に渡って展望できる他、山頂には天鈿女命を祀る天ヶ津神社が建てられている。

山腹には「猿の墓」と「猟師の墓」があり、昔、樋殿谷の大猿が大麻比古神社の鐘を持ち運んだりして、人々に危害を加えていたところ、播磨国猟師が退治しに行ったが返り討ちにあってしまった。その知らせを聞いた猟師の弟が、この地を訪れ兄の仇を討った。「猿の墓」と「猟師の墓」は、その大猿の墓と猟師の墓のことである。

脚注

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  1. ^ 国土地理院には天円山と記載。
  2. ^ 角川日本地名大辞典 36 徳島県』には天ケ円と記載。

参考文献

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