四季めぐり号
四季めぐり号(しきめぐりごう)は、神奈川県横浜市旭区内で運行されるコミュニティバスである。
隣接する横浜市泉区のコミュニティバス「Eバス」と類似した運行形態を採っており、運行主体は横浜市ではなく民間事業者で、ヒノデ第一交通(保土ヶ谷営業所)が主体となり運行する。
→「Eバス」も参照
沿革
編集- 2012年4月2日[要出典] - 乗合タクシーとして試験運行を開始。
- 2012年6月11日 - ダイヤおよび運行形態を変更。
- 2013年4月1日 - 路線バスとなる。それに伴う新車導入により、定員が9名から13名へ増加。
- 2017年~2018年頃 - 二俣川駅前のビジネスホテル誘致のため(後述)、二重交通本社の移転計画が浮上する[1]。
- 2018年10月15日 - 本社移転計画に伴い、二重交通が「四季めぐり号」の運行継続を断念したため、いったん路線廃止となる。
- 2019年4月26日 - 二重交通本社が横浜市瀬谷区三ツ境(三ツ境駅南口)へ移転[3]。
- 2019年6月3日 - 第一交通産業グループのヒノデ第一交通(保土ヶ谷営業所)が、トヨタ・ハイエース(9人乗り)を使用し、新路線にて運行再開。
- 2023年4月28日 - 二俣川駅前の旧二重交通本社ビル跡地(旧「ふたえ交通前」停留所)に、東横イン二俣川北口が開館[1]。
運行内容
編集運行事業者
編集運賃
編集路線
編集現行路線
編集二俣川駅と旭中央地区の四季美台・今川町を結ぶラケット形循環路線である。午前と午後で循環方向が逆回りになる。平日のみ運行。
- (二俣川駅前 → 郵便局前 → )明治牛乳前[注釈 1] → 四季美の丘 → 自動車学校前[注釈 2] → 第二公園前 → 親睦会山頂 → ライスアサヒ前 → 二俣川駅前
- 午前に運行される反時計回りの路線。2便目を除き、明治牛乳前始発で運行される。
- 二俣川駅前 → ライスアサヒ前 → 親睦会山頂 → 第二公園前 → 自動車学校前 → 四季美の丘 → 明治牛乳前 → 郵便局前 → 二俣川駅前
- 午後に運行される時計回りの路線。
廃止路線(二重交通時代)
編集運行開始当初は、二俣川駅と鶴ヶ峰駅を結ぶ路線であった[1]。
- 二俣川駅前 → 郵便局前 → 親睦会西 → 親睦会中腹 → 親睦会東 → 第二公園前 → 明治牛乳前 → 四季美マート前[注釈 3] → スーパー三和[注釈 4]
- スーパー三和 → 明治牛乳前 → 第二公園前 → 親睦会東 →親睦会中腹 → 親睦会西 → 郵便局前 → ふたえ交通前[注釈 5]
- 二俣川駅前 → 郵便局前 → 親睦会西 → 親睦会中腹 → 親睦会東 → 第二公園前 → 明治牛乳前 → 四季美マート前 → 郵便局前 → ふたえ交通前(夕方のみ)
- 二俣川駅と旭中央地区を結ぶ路線。旭中央地区から二俣川駅へ向かう便の終点は、二俣川駅前停留所でなく、ふたえ交通前停留所となっていた。
- 平日夕方に運行される、通称「循環便」と呼ばれる最終便および最終の1本前の便は、スーパー三和停留所へは向かわず、四季美マート前からふたえ交通前(二俣川駅)方面へ向かう経路をとっていた。四季美マート前停留所はスーパー三和行きとは異なる場所に設置されていた。
車両
編集- 現行車両:トヨタ・ハイエース - ヒノデ第一交通の車両
- 過去の車両:トヨタ・ハイエース - 二重交通の車両
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脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h 亡き先代の思い、結実 二重(ふたえ)交通旧本社跡にホテル開業 タウンニュース旭区版、2023年5月11日、2024年6月11日閲覧。
- ^ a b 二重交通株式会社 本社営業所 一般社団法人 神奈川県タクシー協会、2024年6月11日閲覧。
- ^ a b c 二重交通株式会社の情報 国税庁法人番号公表サイト、2024年6月11日閲覧。
- ^ ヒノデ第一交通 保土ヶ谷営業所 一般社団法人 神奈川県タクシー協会、2024年6月11日閲覧。
- ^ 明治牛乳 旭宅配センター
- ^ 二俣川自動車学校
- ^ 法人プロフィール - 有限会社四季美マート(閉鎖) gbizINFO、経済産業省、2024年6月11日閲覧。
関連項目
編集- 旭区 (横浜市)#交通
- 乗合タクシー - 当初はこの形態で運行開始した
- 横浜市のコミュニティバス
- 日本のコミュニティバス一覧#神奈川県
外部リンク
編集- 旭中央地区「四季めぐり号」 - 横浜市