善福院 (葛飾区)
東京都葛飾区四つ木にある寺院
善福院(ぜんぷくいん)は、東京都葛飾区にある真言宗智山派の寺院。
善福院 | |
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所在地 | 東京都葛飾区四つ木3-4-29 |
位置 | 北緯35度44分12.5秒 東経139度49分49.8秒 / 北緯35.736806度 東経139.830500度座標: 北緯35度44分12.5秒 東経139度49分49.8秒 / 北緯35.736806度 東経139.830500度 |
山号 | 夏木山 |
院号 | 善福院 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 聖観世音菩薩 |
創建年 | 永正16年(1519年) |
開山 | 祐誉法印 |
札所等 | 南葛八十八ヶ所霊場43番札所、荒川辺八十八ヶ所霊場67番札所、荒綾八十八ヶ所霊場25番札所 |
法人番号 | 4011805000428 |
歴史
編集1519年(永正16年)、祐誉法印によって開山された。当初の名称は「東照院若王寺」であった[1]。ところが、江戸幕府初代将軍で大御所だった徳川家康に「東照大権現」の神号が贈られ、家康を祭神とする神社を「東照宮」と称することになった。そのため、幕府を憚って「善福院」に改称したという[2]。
若宮村の鎮守だった若宮八幡宮の別当寺であった[1]。明治期の神仏分離により、若宮八幡宮から切り離されることになった[2]。
元々は別の場所に位置していたが、1912年(大正元年)に荒川放水路の開削により、現在地に移転した[2]。
その後も1923年(大正12年)の関東大震災や火災や水害など災難続きであった。現在の本堂は1969年(昭和44年)に新築したものである[2]。