向坂 寛(さきさか ゆたか、1928年11月17日 - 1985年2月19日[1])は、日本の哲学研究者。

略歴

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神奈川県出身。東京教育大学哲学科卒、京都大学大学院博士課程満期退学。日本大学文理学部助教授、教授。『対話のレトリック』を脱稿したあと56歳で急逝した[2]。古代ギリシア哲学が専門。

著書

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  • 『ロゴスの世界』勁草書房 1972
  • 『古代ギリシア歴訪』北樹出版 1978
  • 『和の構造 ギリシア思想との比較において』北樹出版 1979
  • 『恥の構造 日本文化の深層』1982 講談社現代新書
  • 『哲学の展開』編著 北樹出版(大学教養選書) 1982
  • 『ロゴスとアレテー』理想社 1985
  • 『対話のレトリック』1985 (講談社現代新書)

翻訳

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論文

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脚注

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  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ 『対話のレトリック』著者紹介