名古屋十名所
名古屋十名所(なごやじゅうめいしょ)は、1925年(大正14年)8月に新愛知新聞社(現・中日新聞社)が主催で新聞紙上にて葉書で募集し、上位10位に選ばれた名古屋市の名所十か所である。投票は1925年6月13日から新愛知新聞紙上で募集を開始して、同年8月10日午後5時に締め切られ、即日開票された。
目的
編集新愛知新聞1925年8月11日号によると、「名古屋の名所…。昔からのものはあるが、大名古屋市となり天下三分する大都市となった今日、大名古屋市の新名古屋十名所を本社が主催となって6月13日から8月10日までの間、約二月間に亘って、名古屋十名所の人気投票を行った處、この催しが果たして名古屋七十万市民諸士の期待に添ひ、破天荒な好人気のうち、昨十日午後5時を以て、投票を締め切った。」とその目的が記されている[1]。
投票結果
編集出典は掲載紙による[1]。
- 【一番】150,859票 天理教々務支庁
- 【二番】135,982票 正木町闇の森
- 【三番】134,497票 笠寺観世音
- 【四番】124,297票 圓頓寺
- 【五番】103,562票 久屋町金刀比羅神社
- 【六番】 72,122票 熱田神宮
- 【七番】 72,010票 呼続町桜田勝景
- 【八番】 66,173票 押切町榎権現
- 【九番】 60,554票 名古屋城
- 【十番】 59,029票 山田町元大将之社
- 【次点】 58,010票 呼続町清水稲荷
- 【次々点】 54,803票 大曾根圓満寺
- 【次々々点】 51,174票 名古屋港
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闇之森八幡社
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笠寺観音
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円頓寺
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熱田神宮
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榎白山神社
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名古屋城
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山田天満宮
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清水稲荷