千宗室 (14代)
日本の茶人(1893-1964)、茶道裏千家14代
14代千 宗室(せん そうしつ、1893年〈明治26年〉7月24日 - 1964年〈昭和39年〉9月7日)は、日本の茶人。茶道裏千家14代家元[1]。
人物
編集東京都出身。13代千宗室の長男。弟に井口海仙。同志社普通部卒。号は碩叟、淡々斎[1]。
1940年(昭和15年)、全国組織の淡交会を設立、裏千家発展の基礎を築く。また国際茶道文化協会を設立、茶道の海外普及にも努めた。
妻は、伊藤かよ。子に長女の塩月弥栄子(宗芯)、次女の櫻井良子(宗養、子爵・桜井忠胤長男・忠養の妻)、長男の千玄室(15代千宗室)、次男の納屋嘉治(淡交社社長)、三男・大谷巳津彦(デザイナー)。巳津彦の妻は戦後最大級のフィクサーと呼ばれた大谷貴義の娘大谷享子。その長男・大谷裕巳は茶道関連事業を手掛けている[2]。
著書
編集出典
編集- ^ a b 京都大事典 淡交社 1984.11 国立国会図書館書誌ID:000001713924
- ^ 新会員スピーチ 「自己紹介」(株)ミリエーム 代表取締役社長大谷裕巳君京都ロータリークラブ、2016.6.1
参考文献
編集- 新潮日本人名辞典