千厩バスターミナル
千厩バスターミナル(せんまやバスターミナル)は、岩手県一関市千厩町にある、主に旧千厩町周辺地区の路線を管轄している岩手県交通のバスターミナル。岩手県交通一関営業所の下部組織で、正式名称は岩手県交通一関営業所千厩バスターミナル。
所在地
編集〒029-0803 岩手県一関市千厩町千厩上駒場285-5
沿革
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- 2021年(令和3年)4月1日 - 定期乗車券・各種乗車券(バスカード・高速バス)の取り扱いが変更[1]。
所管路線および車両
編集長距離路線
編集一関気仙沼線
編集- 一関営業所と共管。
- 一関駅前 - 薄衣 - 千厩駅前 - 千厩バスターミナル - 小梨駅前 - 室根山登山口 - 新月駅前 - 新月パーキング - 気仙沼駅前 - 気仙沼市役所前
- 岩手県交通のバスカードが利用可能。
- 千厩バスターミナル - 気仙沼駅・気仙沼市役所前間発着の区間便も存在する。
- 2022年2月19日より、土日祝日運休(一関 - 大船渡便は運行、同5月21日より1往復に減便)。
一般路線
編集本郷線(気仙沼千厩線)
編集2020年4月1日、経路変更。『柳沢・東小田(旧・国道284号線)』経由から『国道284号線(厩橋)』経由に変更。
- [02]:一関営業所 - 一関駅前 - 真滝駅前 - 薄衣 - 千厩支所入口 - 千厩病院 - 千厩駅前 - 千厩バスターミナル
- 平日のみの運行。
- [03]:一関営業所 - 一関駅前 - 真滝駅前 - 薄衣 - 千厩支所入口 - 千厩駅前 - 千厩バスターミナル
千厩バスターミナル・千厩地域を経由しない路線
編集- 磐井・南光病院シャトル
- 一関市中心市街地循環線(右回り・左回り)
※平日のみの運用
撤退路線
編集げいび渓線
編集移管路線
編集一関大船渡線
編集廃止路線
編集根山線
編集- のちの一関市営バス(千厩)奥玉線。
磐清水線
編集- 現在は、一関市営バス(千厩)磐清水線。
- 岩手県交通運行時、終点は関上停留所であった。
- 現在は一関市営バスが代替運行している。
藤崎線
編集- [41]:一関駅前 - 磐井・南光病院前 - 狐禅寺 - 番台 - 薄衣 - 散臣長根 - 藤沢 - 藤沢小学校前
- 2018年4月1日に廃止[3]。
- 現在は、一関市営バス(藤沢)藤沢一関線[4]。
千厩花泉線
編集- [71]:千厩バスターミナル - 千厩病院 - 千厩支所入口 -関田橋 - 藤沢 - 黄海 - 七日町 - 花泉
- 2018年4月1日ダイヤ改正で、路線名を従来の「花泉線」から「千厩花泉線」に変更[3]。
- 2020年3月31日をもって廃止[5]。同年4月1日より市営バス(藤沢)千厩花泉線が運行[6]。
大籠線
編集- [73]:千厩バスターミナル - 千厩病院 - 千厩支所入口 - 増沢 - 藤沢病院 - 保呂羽 - 千松
- 2020年3月31日をもって廃止[5]。同年4月1日より市営バス(藤沢)大籠線が運行[6]。
気仙沼千厩線
編集平日のみの運行。土・日・祝日は運休となる。
- [05]:千厩バスターミナル - 千厩支所入口 - 千厩病院 - 千厩駅前 - 千厩バスターミナル - 室根山登山口 - 新月駅前 - 気仙沼駅前ー気仙沼市役所前
- [06]:千厩バスターミナル - 千厩支所入口 - 千厩駅前 - 千厩バスターミナル - 室根山登山口 - 新月駅前 - 気仙沼駅前ー気仙沼市役所前
- 2021年3月31日路線廃止。一関気仙沼線の停留所追加により代替運行。
千厩盛岡線
編集座席定員制となっており、途中停留所からの乗車時点で満席時の場合には乗車できない。また、本路線では千厩バスターミナル - 県庁・市役所前全停留所相互間とも乗降可能(但し盛岡行は盛岡駅前 - 盛岡バスセンター間のみの利用は不可)。IGRいわて銀河鉄道が発売している企画乗車券は利用できない。岩手県交通バスカードが使用可能。
- 運行経路
千厩バスターミナル - 千厩駅口 - 千厩体育館入口 - 一関市役所千厩支所入口 - 摺沢四ツ角 - 道の駅みずさわ - 奥州市役所前 - (水沢IC) - (東北自動車道) - (盛岡南IC) - 盛岡駅(東口) → 県庁・市役所前 → 盛岡バスセンター
- ※ 下り盛岡行の盛岡駅前 - 盛岡バスセンター間は降車専用。
- ※ 1日1往復。
- 路線沿革
- 2000年(平成12年) - 千厩バスターミナル - 盛岡バスセンター間で運行開始。1日1往復。
- 2002年(平成14年) - 室根村役場前(現:一関市役所室根支所前)まで延長。
- 2005年(平成17年) - 1日2往復に増便。
- 2010年(平成22年)12月4日 - この日より翌2011年(平成23年)3月31日までの期間限定で、通常の2往復に1往復増便、計1日3往復で運転。
- 2011年(平成23年) - 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で通常便が3月21日まで運休、前述の臨時便が3月31日まで運休。
- 2014年(平成26年)8月1日 - この日より盛岡側の乗降ICを盛岡ICから盛岡南ICに変更するとともに、イオンモール盛岡への停車を廃止[7]。
- 2017年(平成29年)4月1日 - 1日1往復に減便。
- 2018年(平成30年)10月1日 - ダイヤ改正。千厩側起終点を千厩バスターミナルに短縮、千厩行は盛岡駅始発となる(千厩発は盛岡バスセンターまで運行)。
- 2019年(令和元年)10月1日 - 運賃改定[8]。
- 2020年(令和2年)3月20日 - この日より当面の間運休[9]。
- 2024年3月31日 - 廃止[10]。
- 利用状況
年度 | 運行日数 | 運行便数 | 年間輸送人員 | 1日平均人員 | 1便平均人員 |
2002(平成14)年度 | 364 | 728 | 11,131 | 30.6 | 15.3 |
2003(平成15)年度 | 366 | 732 | 12,848 | 35.1 | 17.6 |
2004(平成16)年度 | 365 | 750 | 13,028 | 35.7 | 17.4 |
2005(平成17)年度 | 365 | 1,460 | 21,903 | 60.0 | 15.0 |
2006(平成18)年度 | 365 | 1,460 | 21,992 | 60.3 | 15.1 |
2007(平成19)年度 | 366 | 1,464 | 24,457 | 66.8 | 16.7 |
脚注
編集- ^ “千厩バスターミナルでの定期券・乗車券販売について”. 国際東北グループ 岩手県交通株式会社. 2021年3月31日閲覧。
- ^ 「千厩3路線を廃止 デマンド本運行で 市営バス見直し【一関】」『岩手日日』2022年3月1日。
- ^ a b 4/1 ダイヤ改正実施のお知らせ - 岩手県交通公式サイト、2018年3月29日閲覧
- ^ “市営バス藤沢一関線、花泉永井5線の運行開始について”. 一関市 (2018年4月2日). 2018年4月12日閲覧。
- ^ a b “4/1 ダイヤ改正実施のお知らせ”. 岩手県交通. 2020年4月25日閲覧。
- ^ a b “市営バスの路線拡大について(令和2年4月1日~)”. 一関市 (2020年3月23日). 2020年4月25日閲覧。
- ^ 高速バス千厩盛岡線 経路変更のお知らせ (PDF) (岩手県交通 2014年7月)
- ^ “千厩盛岡線” (PDF). 岩手県交通. 2020年3月28日閲覧。
- ^ “3/20 千厩盛岡線の運休について”. 岩手県交通. 2020年3月28日閲覧。
- ^ “4月改正のお知らせ”. 岩手県交通. 2024年4月1日閲覧。
外部リンク
編集- 千厩バスターミナル管内路線図(PDF) - 2022年5月21日現在、同年6月19日閲覧