十条仲原
十条仲原(じゅうじょうなかはら)は、東京都北区の町名。現行行政地名は十条仲原一丁目から十条仲原四丁目。全域が住居表示実施済み区域である。
十条仲原 | |
---|---|
町丁 | |
清水坂公園 | |
北緯35度46分06秒 東経139度43分17秒 / 北緯35.768461度 東経139.721278度 | |
座標位置:清水坂公園付近 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京 |
特別区 | 北区 |
地区 | 王子地区 |
人口情報(2023年(令和5年)1月1日現在[1]) | |
人口 | 6,006 人 |
世帯数 | 3,544 世帯 |
面積([2]) | |
0.29992079 km² | |
人口密度 | 20025.29 人/km² |
郵便番号 | 114-0031[3] |
市外局番 | 03(東京MA)[4] |
ナンバープレート | 練馬 |
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地理
編集東京都北区の中央部に位置し、王子地区内に属する。広義の「十条」地区の北部に当たる。東は中十条、南・西は上十条、北は赤羽西と接する。JR埼京線十条駅・赤羽駅間の線路の西側に広がる住宅街である。十条仲原二丁目と十条仲原三丁目の間を環七通り(都道318号環状七号線)が通過している。十条仲原四丁目の線路沿いには国鉄の官舎跡地に整備された清水坂公園がある。
地価
編集住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、十条仲原1-17-2の地点で51万円/m2、十条仲原4-9-3の地点で47万8000円/m2となっている[5]。
歴史
編集1871年(明治4年)11月14日に浦和県(現埼玉県)から東京府に編入された。1889年(明治22年)の町村制施行時点では大部分が北豊島郡王子村(1908年に町制施行し王子町へ)大字上十条であった。王子町は1932年(昭和7年)に東京市へ編入され王子区へ移行し、大字上十条は上十条町となる。1939年に町名整理により上十条町の一部が十条仲原一~四丁目となった。
1947年(昭和22年)に王子区は滝野川区と合併し北区が成立。その後1967年に住居表示により十条仲原一・三・四丁目の全域及び十条仲原二丁目の一部(残りの一部は上十条五丁目に編入)が新たな十条仲原一~四丁目となり現在に至っている。
町名の変遷
編集実施後 | 実施年月日 | 実施前 |
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十条仲原一丁目 | 1967年(昭和42年)5月1日 | 十条仲原一丁目(全域) |
十条仲原二丁目 | 十条仲原二丁目(一部) | |
十条仲原三丁目 | 十条仲原三丁目(全域) | |
十条仲原四丁目 | 十条仲原四丁目(全域) |
地名の由来
編集「仲原」は大字上十条時代の小字に由来し、1939年に上十条町から分離する際に採用された。十条台地の野原の中央という意味。
世帯数と人口
編集2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
十条仲原一丁目 | 1,126世帯 | 1,824人 |
十条仲原二丁目 | 923世帯 | 1,476人 |
十条仲原三丁目 | 760世帯 | 1,371人 |
十条仲原四丁目 | 735世帯 | 1,335人 |
計 | 3,544世帯 | 6,006人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[6] | 6,435
|
2000年(平成12年)[7] | 6,535
|
2005年(平成17年)[8] | 6,410
|
2010年(平成22年)[9] | 6,270
|
2015年(平成27年)[10] | 6,006
|
2020年(令和2年)[11] | 5,962
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[6] | 2,943
|
2000年(平成12年)[7] | 3,078
|
2005年(平成17年)[8] | 3,148
|
2010年(平成22年)[9] | 3,210
|
2015年(平成27年)[10] | 3,156
|
2020年(令和2年)[11] | 3,265
|
学区
編集区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年10月時点)[12][13]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
十条仲原一丁目 | 全域 | 北区立王子第五小学校 | 北区立十条富士見中学校 |
十条仲原二丁目 | 全域 | 北区立王子第三小学校 | |
十条仲原三丁目 | 全域 | ||
十条仲原四丁目 | 1〜5番 6番1〜2・7〜16号 7番2〜11号 8番8〜11号 11番1〜6・14〜26号 14番5〜12号 15番 16番9〜10号 17〜21番 |
北区立西が丘小学校 | |
6番3〜6号 7番1・12〜19号 8番1〜7・12〜25号 9〜10番 11番7〜13号 14番1〜4・13〜14号 16番1〜8・11〜12号 |
北区立王子第三小学校 |
交通
編集鉄道
編集道路
編集- 東京都道318号環状七号線(環七通り)
路線バス
編集環七通り上に「十条仲原二丁目」バス停があり、以下の系統が通過する[14]。
事業所
編集2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[15]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
十条仲原一丁目 | 150事業所 | 811人 |
十条仲原二丁目 | 90事業所 | 268人 |
十条仲原三丁目 | 25事業所 | 221人 |
十条仲原四丁目 | 14事業所 | 122人 |
計 | 279事業所 | 1,422人 |
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[16] | 319
|
2021年(令和3年)[15] | 279
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[16] | 1,562
|
2021年(令和3年)[15] | 1,422
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施設
編集その他
編集日本郵便
編集脚注
編集- ^ a b “住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別) 令和5年1月” (CSV). 東京都 (2023年4月6日). 2023年12月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年1月2日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “十条仲原の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年9月21日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “小学校通学区域一覧”. 北区 (2023年10月27日). 2024年1月2日閲覧。
- ^ “中学校通学区域一覧”. 北区 (2023年10月27日). 2024年1月2日閲覧。
- ^ 「十条仲原二丁目」(北区-バス停)の地図/アクセス/スポット情報 - NAVITIME 2014年3月15日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。