力丸町 (北九州市)
福岡県北九州市八幡西区の地名
力丸町(りきまるまち)は福岡県北九州市八幡西区の町。住居表示実施済み。郵便番号は807-0802。
力丸町 | |
---|---|
北緯33度52分40.01秒 東経130度43分23.92秒 / 北緯33.8777806度 東経130.7233111度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 福岡県 |
市町村 | 北九州市 |
区 | 八幡西区 |
町名制定 | 1978年(昭和53年)6月1日 |
人口 | |
• 合計 | 1,627人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
807-0802[2] |
市外局番 | 093(北九州MA)[3] |
ナンバープレート | 北九州 |
地理
編集八幡西区の北部に位置し、北に大字本城 (北九州市)、東に本城 (北九州市)、南東に本城東、南に貴船台,友田 (北九州市)、西に千代ケ崎と接する。
河川
編集- 二級河川 金手川
地域の特徴
編集西部が低い台地となっている住宅地。南縁に沿ってJR九州筑豊本線が走り南端には本城駅がある。筑豊本線の内側を金手川が東に流れる。北縁から南西端に向かって国道199号(本城バイパス)が走り、北西端から南東方向に走る県道11号有毛引野線と交差する。また北縁東部を県道278号払川折尾線が走る。
歴史
編集かつてこの辺りは大字本城の字、的場前,湯庵堂,坪池,力丸,石ケ元,水尻,今縄手などと呼ばれていた[4]。力丸は中世の名であり、本城村発生地の一つという[4]。力丸東公園の一角には湯庵堂の由来を記した石碑があり、かつてはこの地に温泉が湧いていたという。当初湯屋堂と呼ばれていたのが、後に訛って湯庵堂となった[5]。また力丸記念公園には力丸古墳があり、平安時代の貝塚と室町時代の墓石が発掘されている[6]。
地名の由来
編集大字本城の字、力丸に由来する。
沿革
編集町名の変遷
編集実施内容 | 実施年月日 | 実施後 | 実施前 |
---|---|---|---|
町名新設 住居表示 |
1978年(昭和53年)6月1日 | 力丸町 | 大字本城の一部[9] |
世帯数と人口
編集2024年(令和6年)3月31日現在(北九州市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
力丸町 | 921世帯 | 1,627人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 1,781人 | [10] | |
2000年(平成12年) | 1,720人 | [11] | |
2005年(平成17年) | 1,856人 | [12] | |
2010年(平成22年) | 1,896人 | [13] | |
2015年(平成27年) | 1,728人 | [14] | |
2020年(令和2年) | 1,707人 | [15] |
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 777世帯 | [10] | |
2000年(平成12年) | 744世帯 | [11] | |
2005年(平成17年) | 861世帯 | [12] | |
2010年(平成22年) | 824世帯 | [13] | |
2015年(平成27年) | 816世帯 | [14] | |
2020年(令和2年) | 839世帯 | [15] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[16]。
町 | 街区 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
力丸町 | 1 - 15番 | 北九州市立医生丘小学校 | 北九州市立本城中学校 |
16 - 26番 | 北九州市立本城小学校 |
交通
編集鉄道
編集- JR九州
- 本城駅
バス
編集域内のバス停と系統は以下のとおりである[17]。
運行事業者 | 北九州市交通局 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
系統 | 31循 | 36 | 54 | ジ アウトレット北九州 | 第二浅川橋 | |
停留所 | 力丸町 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
本城駅 | ○ |
道路
編集- 国道199号(本城バイパス)
- 県道11号有毛引野線
- 県道278号払川折尾線
施設
編集公園
編集- 力丸記念公園
- 力丸東公園
脚注
編集- ^ a b “北九州市の人口(町別)#八幡西区” (XLS). 北九州市 (2024年4月19日). 2024年8月14日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2024年8月14日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2024年8月14日閲覧。
- ^ a b 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 40.福岡県』角川書店、1988年、1451頁。ISBN 4040014006。
- ^ 郷土史研究会『八幡市内の地名と伝説』1960年12月1日、34頁。
- ^ “本城市民センター 周辺の名所・旧跡”. 本城市民センター. 2024年8月14日閲覧。
- ^ “北九州市政だより 昭和53年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2024年8月14日閲覧。
- ^ “自治省告示第172号”, 官報 (国立印刷局) 第17587号, (1985-09-24)
- ^ 国土地理協会『国土行政区画総覧 7』国土地理協会、2002年。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ “市立小学校・中学校 通学区域”. 北九州市教育委員会 総務部企画調整課 (2024年7月1日). 2024年8月11日閲覧。
- ^ 西日本鉄道. “北九州市営バス時刻表”. 2024年8月17日閲覧。