井上龍也
日本のお好み焼き愛好家(1976-)
経歴
編集広島県江田島市出身[2]。広島県立広島皆実高等学校卒業[1]。陸上部の主将を務めた[2]。
2017年3月、静岡県沼津市の山の中で立ち尽くしていた[2]。身元を示すものは持っておらず、翌日警察に保護され市内の病院へ入院[2]。そこで心理的なストレスからなる記憶障害の「全生活史健忘」であると診断された[2]。
その後保護された場所などから港高尾の仮名をつけ生活[2]。一か月後に、広島県で母親と名乗る人物からの捜索願が出ていることを知る[2]。DNA鑑定などで親子関係が認められ、広島へ帰った[2]。その際に本名を知ったと言う[2]。
記憶が戻るかもしれないと、昔趣味であった食べ歩きを再開した[2]。その食べ歩きのなかでお好み焼きの魅力に気づいた[2]。
2019年、広島県営の情報サイト「日刊わしら」にてお好み焼きの具材や店主との会話などを広めることになった[2]。2023年6月には福岡県のウェブアプリの開発会社から声がかかり、お好み焼き専用の検索サイト「まいおこ」が誕生[2]。講評を行なっている[2]。
同年、「マツコの知らない世界」に出演[1]。
その他、「HITひろしま観光大使」を務め、「イマナマ!」(RCCテレビ)などのメディアを通してお好み焼きを発信している。
2024年には「おいしい広島 食べんさい店グランプリ」の審査員を務めた[3][4]。
年間で食べるお好み焼きの枚数は400枚以上[2]。
脚注
編集- ^ a b c rico (2023年6月27日). “井上龍也(お好み焼き)記憶喪失の原因は?結婚や現在の年収など調査!”. rico blog. 2024年4月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p “記憶の粉モン 魅力発信 お好み焼き推し 井上龍也さん”. 読売新聞オンライン (2024年1月3日). 2024年4月26日閲覧。
- ^ 「広島県産食材料理12品審査」『中国新聞』2024年2月1日、朝刊。
- ^ “二次審査結果発表 | 食べんさい店グランプリ | おいしい!広島”. おいしい!広島 | 広島の食のシーンを盛り上げるためのプロジェクト. 2024年4月26日閲覧。