中川美柚

日本のバレーボール選手

中川 美柚(なかがわ みゆ、2000年1月8日 - )は、日本の女子バレーボール選手。

中川 美柚
Miyu Nakagawa
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (2000-01-08) 2000年1月8日(24歳)
出身地 愛知県岡崎市
ラテン文字 Miyu Nakagawa
身長 182cm
体重 68kg
血液型 A[1]
選手情報
所属 SAGA久光スプリングス
背番号 3
愛称 ユズ
ポジション OH / OP
指高 234cm
利き手[1]
スパイク 306cm
ブロック 287cm[1]
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来歴

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愛知県岡崎市出身。一人っ子。小学3年生のとき、バレーボールをやっていた両親の影響を受け自身もバレーボールを始めた[1]

2014年10月11〜19日に渡ってタイナコンラチャシマで開催された第10回アジアユース 女子選手権大会(U-17)の代表メンバー12名に選出。全7試合にスターティングメンバーとして出場し攻守で存在感を発揮。自身もミドルブロッカー賞(2位)を獲得する活躍をみせ、日本チームの優勝に貢献した[2]

2018年1月25日、久光スプリングスへの入団内定が発表[3][4]

2019年、日本代表登録メンバーに選出された[5]

2019年7月12-21日に渡ってメキシコレオンおよびアグアスカリエンテスで開催された第20回女子U20(ジュニア)世界選手権大会の代表メンバー12名に選出。日本チームの優勝に貢献した[6]

2020年、久光3年目では、オポジットとして試合に出場。インタビューでは、試合と練習では全然違っていて、試合でたくさん学べることがあり、試合で勝つことで自信にもつながると話した[7]

2022年、日本代表登録メンバーに選出された[8][9]AVCカップに出場し、チームは大会初優勝を果たした[10][11]

選手としての特徴

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2019年1月26日の試合後の記者会見で、久光製薬スプリングス監督の酒井新悟は、中川は高さがあり、サーブレシーブをし、ブロックも高さがあると評している[12]。酒井はオポジットのポジションでサーブレシーブもさせながら育てたが、守れるだけではなく点数を取れる選手になることも要求するため、2020-21シーズンは前衛の時にサーブレシーブから外す方針で臨んだ[7]

所属チーム

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球歴

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  • 日本代表 (2019年、2022-2023年)
  • 2014年 第10回アジアユース女子選手権大会(U-17):優勝
  • 2017年 平成29年度インターハイ:優勝[4]
  • 2017年 第72回愛媛国体少年女子:2位[4]
  • 2017年 第19回世界ジュニア女子選手権大会:3位[4]
  • 2018年 第70回春の高校バレー:準優勝[4]
  • 2019年 第20回世界ジュニア選手権大会:優勝[6]
  • 2022年 AVCカップ:優勝

受賞歴

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  • 2014年 第10回アジアユース女子選手権大会(U-17):ミドルブロッカー賞(2位)
  • 2018年 第70回春の高校バレー:優秀選手賞[4]
  • 2020年 女子U20世界選手権優勝:文部科学大臣賞受賞

個人成績

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V.LEAGUEの個人成績は下記の通り(ファイナルステージ、VCup含む)[13]

大会 チーム 出場 アタック バックアタック アタック
決定本数
ブロック サーブ サーブレシーブ 総得点























































V1 2021-22 久光 33 120 599 213 25 35.6 14 0 2 0.0 1.77 34 0.28 452 9 16 26 138 11.7 637 323 134 61.2 213 34 25 272
V1 2020-21 28 63 370 126 21 34.1 8 1 0 12.5 2.00 24 0.38 257 1 6 9 60 7.7 387 168 107 57.2 126 24 7 157
V1 2019-20 24 60 154 49 4 31.8 2 1 0 50.0 0.82 7 0.12 36 0 5 2 17 24.3 73 23 33 54.1 49 7 5 61
V1 2018-19 13 32 65 24 6 36.9 1 0 0 0.0 0.75 7 0.22 47 0 0 3 8 2.7 115 33 42 47.0 24 7 0 31
通算:4シーズン 98 275 1188 412 56 34.7 25 2 2 8.0 1.50 72 0.26 792 10 27 40 223 10.4 1212 547 316 58.2 412 72 37 521

出演

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YouTube

脚注

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  1. ^ a b c d e f 日本文化出版『V.LEAGUE WOMEN チームの顔 2020-21』より引用
  2. ^ 第10回アジアユース 女子選手権大会(U-17)”. 日本バレーボール協会 (2014-10-XX). 2021年6月15日閲覧。
  3. ^ 2018年度入部内定選手のお知らせ”. 久光スプリングス (2018年1月25日). 2021年6月15日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 2018年度入部内定選手のお知らせ”. 久光スプリングス (2018年1月25日). 2021年10月30日閲覧。
  5. ^ 2019年度女子日本代表チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2022年3月31日閲覧。
  6. ^ a b 第20回女子U20(ジュニア)世界選手権大会”. 日本バレーボール協会 (2019年7月12日). 2021年10月26日閲覧。
  7. ^ a b 久光・アキンラデウォ フォルケ「またチームメイトと一緒にプレーができることをとても嬉しく思っています」日立・多治見麻子監督「相手のやりたいようにやられてしまった」V1女子会見”. バレーボールマガジン (2021年1月1日). 2021年6月15日閲覧。
  8. ^ 2022年度バレーボール女子日本代表チーム・火の鳥NIPPON 登録メンバー決定”. 日本バレーボール協会 (2022年3月31日). 2022年3月31日閲覧。
  9. ^ 2022年度女子日本代表チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2022年3月31日閲覧。
  10. ^ 2022AVCカップ女子”. 日本バレーボール協会. 2022年9月6日閲覧。
  11. ^ “2022AVCカップ女子 日本が大会初優勝 MVPに柴田真果”. 月バレ.com (日本文化出版). (2022年8月30日). https://www.getsuvolley.com/220830_japan_women_avccup 2022年9月6日閲覧。 
  12. ^ NEC・柳田光綺「第5セットは競っていても嫌な感覚がなかった」埼玉上尾・山岸あかね「自分たちがやりたいバレーをできた」V1リーグ女子1/26(川崎)記者会見コメント”. バレーボールマガジン (2021年1月1日). 2021年6月15日閲覧。
  13. ^ 中川美柚|選手別成績|Vリーグ オフィシャルサイト”. Vリーグ機構. 2022年6月10日閲覧。

外部リンク

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