上杉長之

日本の江戸時代前期~中期の武士。江戸幕府旗本上杉長貞長男で、高家旗本上杉氏4代当主。従五位下侍従・伊勢守

上杉 長之(うえすぎ ながゆき)は、江戸時代前期の高家旗本

 
上杉長之
時代 江戸時代前期
生誕 正保元年(1644年
死没 天和4年2月14日1684年3月29日
別名 通称:内膳、内記
官位 従五位下侍従伊勢守
幕府 江戸幕府 高家旗本
主君 徳川家綱綱吉
氏族 上条上杉家
父母 父:上杉長貞、母:近藤用義
兄弟 長之武田信成[注釈 1]室、織田信門
正室:畠山義里
長宗義陳、女子(武田信任[注釈 2]室)
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略歴

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正保元年(1644年)、上杉長貞の長男として誕生。明暦2年(1656年)12月21日、4代将軍徳川家綱に拝謁する。

寛文3年(1663年10月9日、父・長貞の死去により、家督を相続した。寛文5年(1665年9月8日、高家職に就任。同年11月6日、従五位下・侍従、伊勢守に叙位・任官する。天和3年(1683年4月2日、致仕。

天和4年(1684年2月14日、死去。享年41。跡を長男の長宗が継いだ。長宗と次男の義陳は双子であった。

脚注

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注釈

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  1. ^ 伊予武田氏。武田道安の次子。幕府医師、明正天皇医師。
  2. ^ 伊予武田氏。医師。武田道安孫。長之妹と武田信成の子であるため、従兄妹の間柄である。

出典

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