ヴィンセント・コナーレ

アメリカ合衆国の書体デザイナー、写真家

ヴィンセント・コナーレ(Vincent Connare、1960年9月26日 - )[1][2]は、アメリカ合衆国書体デザイナー写真家マイクロソフトの元社員。Comic SansTrebuchet MSといったフォントや、ビジネススーツを着て空中浮遊している男性の絵文字などの作品を生み出した。テキスト書体の他には、1995年からMicrosoft Windowsのスケーラブルなユーザーインターフェイスアイコンに使用されているフォントのMarlett英語版の完成とヒントを提供し、Internet Explorerに初めて付属したフォントであるWebdingsの一部を制作した。

ヴィンセント・コナーレ

Vincent Connare
2012年でのヴィンセント・コナーレ
生誕 (1960-09-26) 1960年9月26日(64歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン
出身校 レディング大学
ニューヨーク工科大学
ミルフォード高校 (マサチューセッツ州)英語版
職業 書体デザイナー
写真家
著名な実績 Comic Sans
Trebuchet MS
Webdings
Marlett英語版
マイクロソフト
公式サイト connare.com
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出身校

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コナーレはマサチューセッツ州ミルフォードミルフォード高校英語版ニューヨーク工科大学で学び、ニューヨーク工科大学では、美術と写真の学士号を取得した。その後は、レディング大学で書体デザインの修士号を取得している[1][3][4]

経歴

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マイクロソフト

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ニューヨーク工科大学の卒業後、マサチューセッツ州のWorcester Telegramで写真家として働き始め、チェロキー語の新聞を創刊するのに貢献した。マイクロソフトに在籍中は、フォント制作に関する文書に貢献し、Trebuchet MS、Webdings、そして最も有名なComic Sansのフォントを制作した。修士号を取得するため、イギリスのレディング大学に学んだ。

コナーレがWebdings用に作成したジャンプする男のアイコンは、後にU+1F574 🕴 man in business suit levitatingの識別子で絵文字になった[5]

Dalton Maag

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ロンドンのブリクストンにある書体デザイン会社・Dalton Maag英語版に勤務している期間には、フォント・Magpieを制作し、ミニストリー・オブ・サウンドのロゴをデザインした[6]

脚注

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出典

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  1. ^ a b Macmillan, Neil (2006). An A-Z of type designers. Yale University Press. p. 68. ISBN 0-300-11151-7. https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=jxV4qEolEo8C&q=Vincent+Connare#v=snippet&q=Vincent%20Connare&f=false 2022年2月8日閲覧。 
  2. ^ Vincent Connare” (英語). MyFonts. Bitstream. 2021年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月8日閲覧。
  3. ^ Connare, Vincent (2006年1月18日). “Vincent Connare” (英語). Typophile. 2014年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月9日閲覧。
  4. ^ Vincent Connare from Milford High School” (英語). Classmates.com. 2022年1月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月9日閲覧。
  5. ^ Veix, Joe (2016年3月30日). “The Secret Ska History of That Weird Levitating Businessman Emoji” (英語). Newsweek. 2022年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月19日閲覧。
  6. ^ Vincent Connare” (英語). Famous Graphic Designers. 2021年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月9日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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