ヤコブ・ビヤークネス
ヤコブ・ビヤークネス(Jacob Aall Bonnevie Bjerknes、1897年11月2日 - 1975年7月7日)はノルウェーの気象学者。父である気象学者のヴィルヘルム・ビヤークネスとともにノルウェー学派の代表者。
ヤコブ・ビヤークネス Jacob Bjerknes | |
---|---|
ヤコブ・ビヤークネス(1968) | |
生誕 |
1897年11月2日 スウェーデン ストックホルム |
死没 |
1975年7月7日(77歳没) アメリカ合衆国 ロサンゼルス |
居住 |
ノルウェー アメリカ合衆国 |
国籍 | ノルウェー |
研究分野 | 気象学 |
研究機関 | ベルゲン地球物理研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校 |
出身校 | オスロ大学、ライプツィヒ大学 |
主な受賞歴 | アメリカ国家科学賞(1966年) |
プロジェクト:人物伝 |
経歴
編集スウェーデンのストックホルム生まれ。オスロ大学、ライプツィヒ大学で学び、ベルゲン地球物理研究所所員(1918年 - 1920年)、同予報担当官(1920年 - 1931年)、同教授(1931年 - 1940年)などを務めた。1940年からはカリフォルニア大学ロサンゼルス校気象学教授となった。
スイス、イギリス、カナダ、アメリカの天気予報業務の顧問をし、第二次世界大戦中はアメリカ空軍の顧問をした。温帯低気圧の構造、大気の安定度に関する研究、多重成層圏の確認などで名高い。
受賞歴
編集- 1940年 - サイモンズ・ゴールドメダル
- 1945年 - ウィリアム・ボウイ・メダル
- 1959年 - 国際気象機関賞
- 1960年 - カール=グスタフ・ロスビー研究賞
- 1966年 - アメリカ国家科学賞