メディシス賞(Le Prix Médicis)は、1958年に創設されたフランスで最も権威のある文学賞の一つである。

メディシス賞
Prix Médicis
受賞対象小説短編集
開催日11月上旬
会場レストラン「ラ・メディテラネ」(パリ6区)
フランスの旗 フランス
初回1958年
最新回2019年
最新受賞者リュック・ラングフランス語版La Tentation
公式サイトprixmedicis.wordpress.com

概要

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メディシス賞は1958年4月1日、画家のギャラ・バルビザンフランス語版と建築家・政治家のジャン・ピエール=ジロドゥによって創設された[1]。デビューしたばかりの作家、まだ才能に見合った評価を得ていない作家、「比類ない」作家の小説や短編集に対して与えられる[2][3]

1970年に外国小説賞(メディシス賞外国小説部門)が、1985年に随筆賞(メディシス賞随筆部門)が創設された。

 
パリ6区オデオン広場:右手の青い庇が会場のレストラン「ラ・メディテラネ」

授賞式は、かつてはフェミナ賞と同日の11月の第1水曜に、場所も同じオテル・ド・クリヨンパリ8区)で行われていたが、2008年以降、フェミナ賞授賞式の2日前または2日後にオデオン広場(パリ6区)のレストラン「ラ・メディテラネ」で行われている[2][3]

審査員

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2019年現在の審査員は、ミシェル・ブロードーフランス語版(審査委員長)、マリアンヌ・アルファンフランス語版マリー・ダリュセッククリスチーヌ・ド・リヴォワールフランス語版ドミニック・フェルナンデスアンヌ・ガレタパトリック・グランヴィルアンドレイ・マキーヌフレデリック・ミッテランパスカル・ローズアラン・ヴァンスタンフランス語版である[4]。1997年以降、審査委員長はアルファベット順で2年ごとに交代することになった[3]

メディシス賞受賞作家・作品一覧

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作家 作品 邦訳
1958 クロード・オリエフランス語版 La Mise en scène
1959 クロード・モーリアック Le Dîner en ville 『晩餐会』岩崎力訳、集英社、1973年。
1960 アンリ・トマフランス語版 John Perkins : suivi d'un scrupule 「ジョン・パーキンス」『現代フランス文学13人集3』若林真訳、新潮社、1965年。
1961 フィリップ・ソレルス Le Parc 『公園』岩崎力訳、新潮社、1966年。
1962 コレット・オードリーフランス語版 Derrière la baignoire
1963 ジェラール・ジャルロフランス語版 Un chat qui aboie
1964 モニック・ウィティッグ L'Opoponax 『子供の領分』小佐井伸二訳、白水社、1966年。
1965 ルネ=ヴィクトール・ピールフランス語版 La Rhubarbe 『リュバルブの葉陰に』荒木亨訳、筑摩書房、1966年。
1966 マリ=クレール・ブレフランス語版 Une saison dans la vie d'Emmanuel 『ある受難の終わり』矢野浩三郎訳、集英社、1974年。
1967 クロード・シモン Histoire 『歴史』岩崎力訳、白水社、1968年。
1968 エリ・ヴィーゼル Le Mendiant de Jérusalem 『エルサレムの乞食』岡谷公二訳、新潮社、1974年。
1969 エレーヌ・シクスー Dedans 『内部』若林真訳、新潮社、1978年。
1970 カミーユ・ブールニケルフランス語版 Sélinonte ou la Chambre impériale 『女帝の罠』阿部良雄訳、河出書房新社、1972年。
1971 パスカル・レネフランス語版 L'Irrévolution
1972 モーリス・クラヴェルフランス語版 Le Tiers des étoiles
1973 トニー・デュヴェール Paysage de fantaisie 『幻想の風景』斎藤昌三(海堂昌之)訳、白水社、1979年。
1974 ドミニック・フェルナンデス Porporino ou les Mystères de Naples 『ポルポリーノ』三輪秀彦訳、早川書房、1981年。
1975 ジャック・アルミラフランス語版 Le Voyage à Naucratis
1976 マルク・ショロデンコフランス語版 Les États du désert
1977 ミシェル・ビュテルフランス語版 L'Autre Amour
1978 ジョルジュ・ペレック La Vie mode d'emploi 『人生使用法』酒詰治男訳、水声社、2010年(新版)
1979 クロード・デュランフランス語版 La Nuit zoologique
1980 ジャン=リュック・ブノジリオフランス語版 Cabinet-portrait (* ジャン・ラウーグフランス語版 (Comptine des Height) 受賞拒否)
1981 フランソワ=オリヴィエ・ルソーフランス語版 L'Enfant d'Édouard
1982 ジャン=フランソワ・ジョスランフランス語版 L'Enfer et Cie
1983 ジャン・エシュノーズ Cherokee 『チェロキー』谷昌親訳、白水社、1983年
1984 ベルナール=アンリ・レヴィ Le Diable en tête
1985 ミシェル・ブロドーフランス語版 Naissance d'une passion
1986 ピエール・コンベスコフランス語版 Les Funérailles de la Sardine
1987 ピエール・メルテンスフランス語版 Les Éblouissements
1988 クリスチアーヌ・ロシュフォールフランス語版 La Porte du fond
1989 セルジュ・ドゥブロフスキーフランス語版 Le Livre brisé
1990 ジャン=ノエル・パンクラジフランス語版 Les Quartiers d'hiver
1991 イヴ・シモンフランス語版 La Dérive des sentiments 『感情漂流』永瀧達治訳、集英社、1995年。
1992 ミシェル・リオフランス語版 Tlacuilo
1993 エマニュエル・ベルナイムフランス語版 Sa femme 『彼の奥さん』堀茂樹訳、河出書房新社、1997年。
1994 イヴ・ベルジェフランス語版 Immobile dans le courant du fleuve
1995 ヴァシリス・アレクサキスフランス語版 La Langue maternelle
アンドレイ・マキーヌ Le Testament français 『フランスの遺言書』星埜守之訳、水声社、2000年。
1996 ジャクリーヌ・アルプマンフランス語版 Orlanda
ジャン・ロランフランス語版 L'Organisation
1997 フィリップ・ル・ギユーフランス語版 Les Sept Noms du peintre
1998 オメリックフランス語版 Le Loup mongol
1999 クリスチャン・オステールフランス語版 Mon grand appartement
2000 ヤン・アペリフランス語版 Diabolus in musica
2001 ブノワ・デュトゥールトゥルフランス語版 Le Voyage en France 『フランス紀行』西永良成、早川書房、2014
2002 アンヌ・ガレタ Pas un jour
2003 ユベール・マンガレリ Quatre soldats 『四人の兵士』田久保麻理訳、白水社、2008年
2004 マリー・ニミエフランス語版 La Reine du silence
2005 ジャン=フィリップ・トゥーサン Fuir 『逃げる』野崎歓訳、集英社、2006年。
2006 ソルジュ・シャランドンフランス語版 Une promesse
2007 ジャン・ハッツフェルドフランス語版 La Stratégie des antilopes
2008 ジャン=マリー・ブラ・ド・ロブレスフランス語版 Là où les tigres sont chez eux
2009 ダニー・ラフェリエール L'Énigme du retour 『帰還の謎』小倉和子訳、藤原書店、2011年。
2010 メイリス・ド・ケランガルフランス語版 Naissance d'un pont
2011 マチュー・ランドンフランス語版 Ce qu'aimer veut dire
2012 エマニュエル・ピレールフランス語版 Féerie générale
2013 マリー・ダリュセック Il faut beaucoup aimer les hommes 『待つ女』高頭麻子訳、藤原書店、2016年。
2014 アントワーヌ・ヴォロディーヌフランス語版 Terminus radieux
2015 ナタリー・アズーレ Titus n'aimait pas Bérénice
2016 イヴァン・ジャブロンカ Laëtitia ou la Fin des hommes
2017 ヤニック・エネルフランス語版 Tiens ferme ta couronne
2018 ピエール・ギュヨタ Idiotie
2019 リュック・ラングフランス語版 La Tentation
2020 クロエ・ドゥロームフランス語版 Le Cœur synthétique

メディシス賞外国小説部門受賞作家・作品一覧

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作家 (出身国) 作品 - フランス語 / 原題 邦訳
1970 ルイージ・マレルバイタリア語版
(イタリア)
Saut de la mort
Salto mortale
1971 ジェイムズ・ディッキー英語版
(アメリカ合衆国)
Délivrance
Deliverance
『救い出される』酒本雅之訳、新潮社、2016年(新版)。
1972 セベロ・サルドゥイ
(キューバ)
Cobra
Cobra
『コブラ』荒木亨訳、晶文社、1975年。
1973 ミラン・クンデラ
(チェコスロバキア)
La vie est ailleurs
Život je jinde
『生は彼方に』西永良成訳、早川書房、2001年。
1974 フリオ・コルタサル
(アルゼンチン)
Livre de Manuel
Libro de Manuel
1975 スティーヴン・ミルハウザー
(アメリカ合衆国)
La Vie trop brève d'Edwin Mulhouse
Edwin Mullhouse : the life and death of an American writer, 1943-1954, by Jeffrey Cartwright
『エドウィン・マルハウス』岸本佐知子訳、河出書房新社、2016年(新版)。
1976 ドリス・レッシング
(イギリス)
Le Carnet d'or
The Golden Notebook
『黄金のノート』石村崇史, 市川博彬共訳、エディ・フォア、2008年(新版)。
1977 エクトール・ビアンシォッティフランス語版
(アルゼンチン)
Le Traité des saisons
Le Traité des saisons
1978 アレクサンドル・ジノビエフ
(ロシア)
L'Avenir radieux
Светлое будущее
1979 アレホ・カルペンティエル
(キューバ)
La Harpe et l'Ombre
El arpa y la sombra
『ハープと影』牛島信明訳、新潮社、1984年。
1980 アンドレ・ブリンク英語版
(南アフリカ共和国)
Une saison blanche et sèche
‘n Droë wit Seisoen, A Dry White Season
『白く渇いた季節』大熊栄訳、集英社、1990年。
ユーザン・パルシー監督映画『白く渇いた季節』。
1981 ダヴィッド・シャハルフランス語版
(イスラエル)
Le Jour de la comtesse
Le Jour de la comtesse
1982 ウンベルト・エーコ
(イタリア)
Le Nom de la rose
Il nome della rosa
薔薇の名前河島英昭訳、東京創元社、1990年。
1983 ケネス・ホワイト英語版
(スコットランド)
La Route bleue
La Route bleue
1984 エルサ・モランテ
(イタリア)
Aracoeli
Aracoeli
1985 ジョセフ・ヘラー
(アメリカ合衆国)
Dieu sait
God Knows
1986 ジョン・ホークス英語版
(アメリカ合衆国)
Aventures dans le commerce des peaux en Alaska
Adventures in the Alaskan Skin Trade
1987 アントニオ・タブッキ
(イタリア)
Nocturne indien
Notturno indiano
『インド夜想曲』須賀敦子訳、白水社 (白水Uブックス) 1993年。
1988 トーマス・ベルンハルト
(オーストリア)
Maîtres anciens
Alte Meister - Komödie
『古典絵画の巨匠たち』山本浩司訳、論創社、2010年。
1989 アルバロ・ ムティススペイン語版
(コロンビア)
La Neige de l'amiral
La nieve del almirante
1990 アミタヴ・ゴーシュ
(インド)
Les Feux du Bengale
The Circle of Reason
1991 ピエトロ・チターティイタリア語版
(イタリア)
Histoire qui fut heureuse, puis douloureuse et funeste
Storia prima felice, poi dolentissima e funesta
1992 ルイス・ベグリー英語版
(アメリカ合衆国)
Une éducation polonaise
Wartime Lies
1993 ポール・オースター
(アメリカ合衆国)
Léviathan
Leviathan
リヴァイアサン柴田元幸訳、新潮社 (新潮文庫)、2002年。
1994 ロベルト・シュナイダードイツ語版
(オーストリア)
Frère Sommeil
Schlafes Bruder
『眠りの兄弟』鈴木将史訳、三修社、2001年。
1995 アレッサンドロ・バリッコ
(イタリア)
Châteaux de la colère
Castelli di rabbia
1996 ミヒャエル・クリューガードイツ語版
(ドイツ)
Himmelfarb
Himmelfarb
リュドミラ・ウリツカヤ
(ロシア)
Sonietchka
Сонечка
『ソーネチカ』沼野恭子訳、新潮社、2002年。
1997 T・コラゲッサン・ボイル英語版
(アメリカ合衆国)
América
The Tortilla Curtain
1998 ジョナサン・コー英語版
(イギリス)
La Maison du sommeil
The House of Sleep
1999 ビョーン・ラーションスウェーデン語版
(スウェーデン)
Le Capitaine et les Rêves
Drömmar vid havet
2000 マイケル・オンダーチェ
(カナダ)
Le Fantôme d'Anil
Anil's Ghost
『アニルの亡霊』小川高義訳、新潮社、2001年。
2001 アントニオ・スカルメタスペイン語版
(チリ)
La Noce du poète
La boda del poeta
2002 フィリップ・ロス
(アメリカ合衆国)
La Tache
The Human Stain
『ヒューマン・ステイン』上岡伸雄訳、集英社、2004年。
2003 エンリーケ・ビラ=マタス
(スペイン)
Le Mal de Montano
El mal de Montano
2004 アハロン・アッペルフェルド
(イスラエル)
Histoire d'une vie
Sippur hayim
2005 オルハン・パムク
(トルコ)
Neige
Kar
『雪』和久井路子訳、藤原書店、2006年。
2006 ノーマン・マネアルーマニア語版
(ルーマニア)
Le Retour du hooligan : une vie
Întoarcerea huliganului
2007 ダニエル・メンデルソン英語版
(アメリカ合衆国)
Les Disparus
The Lost: A Search for Six of Six Million
2008 アラン・クロード・ズルツァーフランス語版
(スイス)
Un garçon parfait
Ein perfekter Kellner
2009 デイヴ・エガーズ英語版
(アメリカ合衆国)
Le Grand Quoi : Autobiographie de Valentino Achak Deng
What Is the What: The Autobiography of Valentino Achak Deng
2010 デイヴィッド・ヴァン英語版
(アメリカ合衆国)
Sukkwan Island
Sukkwan Island
2011 デイヴィッド・グロスマン
(イスラエル)
Une femme fuyant l'annonce
אשה בורחת מבשורה
2012 アブラハム・B・イェホシュア
(イスラエル)
Rétrospective
חסד ספרדי
2013 トワン・ハイジマンズオランダ語版
(オランダ)
En mer
Op zee
2014 リリー・ブレット英語版
(オーストラリア)
Lola Bensky
Lola Bensky
2015 ハカン・ギュンディトルコ語版
(トルコ)
Encore
Daha
2016 スティーヴ・セム=サンドベルグスウェーデン語版
(スウェーデン)
Les Élus
De utvalda
2017 パオロ・コニェッティ
(イタリア)
Les Huit Montagnes
Le otto montagne
『帰れない山』関口英子訳、新潮社、2018年。
2018 レイチェル・クシュナー英語版
(アメリカ合衆国)
Le Mars Club
The Mars Room
2019 Auður Ava Ólafsdóttir
(アイスランド)
Miss Islande
Ungfrú Ísland
2020 アントーニオ・ムーニョス・モリーナ
(スペイン)
Un andar solitario entre la gente
Un promeneur solitaire dans la foule
2021 ヨナス・ハッセン・ケミリ

(スウェーデン)

La Clause paternelle
2022 アンドレイ・クルコフ

(ウクライナ)

Les abeilles grises
2023 韓江

(韓国)

Impossibles adieux 『別れを告げない』斎藤真理子訳、白水社、2024年。
リディア・ジョルジ

(ポーランド)

Misericordia

メディシス賞随筆部門受賞作家・作品一覧

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作家 作品 邦訳
1985 ミシェル・セール Les Cinq Sens 『五感 ― 混合体の哲学』米山親能訳、法政大学出版局、1991年。
1986 ジュリアン・バーンズ Le Perroquet de Flaubert フロベールの鸚鵡斎藤昌三訳、白水社 (白水Uブックス)、1993年(新版)。
1987 ジョルジュ・ボルジョーフランス語版 Le Soleil sur Aubiac
1988 (受賞なし)
1989 ヴァーツラフ・ヤメフランス語版 Traité des courtes merveilles
1990 ルネ・ジラール Shakespeare, les feux de l'envie 『羨望の炎 ― シェイクスピアと欲望の劇場』小林昌夫、田口孝夫共訳、法政大学出版局、1999年。
1991 アラン・エチェゴイェンフランス語版 La Valse des éthiques
1992 リュック・フェリー Le Nouvel Ordre écologique 『エコロジーの新秩序 ― 樹木, 動物, 人間』加藤宏幸訳、法政大学出版局、1994年。
1993 ミシェル・オンフレ La Sculpture de soi
1994 ジェローム・ガルサンフランス語版 Pour Jean Prévost
1995 パスカル・ブリュックネール La Tentation de l'innocence 『無垢の誘惑』小倉孝誠、下澤和義共訳、法政大学出版局、1999年。
1996 ヴィヴィアンヌ・フォレステルフランス語版 L'Horreur économique 『経済の恐怖 ― 雇用の消滅と人間の尊厳』堀内ゆかり、岩澤雅利共訳、丸山学芸図書、1998年。
1997 ミシェル・ヴィノック Siècle des intellectuels 『知識人の時代 ― バレス/ジッド/サルトル』塚原史立花英裕、築山和也、久保昭博共訳、紀伊國屋書店、2007年。
1998 アルベルト・マングェルフランス語版 Une histoire de la lecture 『読書の歴史 ― あるいは読者の歴史』原田範行訳、柏書房、2013年(新版)。
1999 クリスティーヌ・ジョルディスフランス語版 Gens de la Tamise et d'autres rivages
2000 アルメル・ル・ブラ=ショパールフランス語版 Le Zoo des philosophes
2001 エドウィ・プレネルフランス語版 Secrets de jeunesse
2002 ダニエル・デマルケ (Daniel Desmarquest) Kafka et les Jeunes Filles
2003 ミシェル・シュネデールフランス語版 Morts imaginaires
2004 ディアーヌ・ド・マルジュリフランス語版 Aurore et George
2005 マリ・デプレシャンフランス語版 La Vie sauve
2006 ジャン=ベルトラン・ポンタリスフランス語版 Frère du précédent
2007 ジョーン・ディディオン L'Année de la pensée magique 『悲しみにある者』池田年穂訳、慶応義塾大学出版会、2011年。
2008 セシル・ギルベールフランス語版 Warhol Spirit
2009 アラン・フェリーフランス語版 Mémoire d'un fou d'Emma
2010 ミシェル・パストゥローフランス語版 La Couleur de nos souvenirs
2011 シルヴァン・テッソンフランス語版 Dans les forêts de Sibérie 『シベリアの森のなかで』高柳和美訳、みすず書房、2023年。
2012 ダーヴィッド・ヴァン・レイブルックフランス語版 Congo. Une histoire
2013 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ La Fin de l'homme rouge 『セカンドハンドの時代 ―「赤い国」を生きた人びと』松本妙子訳、岩波書店、2016年。
2014 フレデリック・パジャックフランス語版 Manifeste incertain (tome 3)
2015 ニコル・ラピエールフランス語版 Sauve qui peut la vie
2016 ジャック・アンリックフランス語版 Boxe
2017 シュレム・ディーン英語版 Celui qui va vers elle ne revient pas
2018 ステファノ・マッシーニイタリア語版 Les Frères Lehman
2019 ビュル・オジエ、Anne Diatkine J'ai oublié
2020 カール・オーヴェ・クナウスゴール Fin de combat

脚注

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  1. ^ Prix Médicis” (フランス語). France Culture. 2019年6月21日閲覧。
  2. ^ a b L’histoire” (フランス語). Prix Medicis (2013年4月18日). 2019年2月7日閲覧。
  3. ^ a b c Prix : Médicis - Général. Prix littéraires sur Babelio.” (フランス語). www.babelio.com. 2019年6月21日閲覧。
  4. ^ Le Médicis accueille quatre nouveaux jurés” (フランス語). Livres Hebdo. 2019年6月21日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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