マーゲロイ島Magerøya)は、ノルウェーの島。ヨーロッパ最北端とされるクニフシェロッデン及び、ノールカップは、この島の岬である。

ヨーロッパ国際道路ネットワークE-69より臨むマーゲロイ島
マーゲロイ島へ続くノールカップトンネルの、コーフョルド側入り口

面積440km2、標高417mのこの島は、樹木のほとんど無いツンドラ、様々な崖の見られるフィヨルド、内陸部の美しい山地により観光客を引きつけている。

1993年から1999年にかけて建設された全長6.87kmの海底トンネルであるノールカップトンネル英語版(Nordkapptunnelen)は、最深部で海面下212mに達し、道路トンネルとして海底部が世界最長の海底トンネルであるが、しばしば霧や氷が発生する。このトンネルにより、島南部のホニングスヴォーグと大陸のコーフョルドがつながっている。

暖流である北大西洋海流により、島周辺の海域は凍結することが無く、ホニングスヴォーグを起点とするフェリーの利用も通年可能である。