ブリズバール家
ブリズバール家またはブリーズバール家(フランス語:Maison de Brisebarre)は、十字軍国家において、ベイルート領主およびカイサリア領主となった貴族の家系。
概要
編集1125年以降、エルサレム王ボードゥアン2世により重用された[1]。ベイルート領主、のちに婚姻を通してカイサリア領主を継承した。
系図
編集ゴーティエ1世 ベイルート領主 1125-1126 | ギー1世 ベイルート領主 1127-1140 | グルニエ家 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゴーティエ2世 ベイルート領主 1140-1147 | ギー2世 ベイルート領主 1147-1156 | ユーグ(en) カイサリア領主 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
エレン (フィリップ・ド・ミリー娘) | ゴーティエ3世 ベイルート領主 1156-1166 | マルグリット =ベイサン領主グレモン1世 | ギー | ジュリアナ(en) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アダム3世 | ゴーティエ3世(en) カイサリア領主 | マルグリット (バリアン・ディブラン娘) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アリス・ド・モンテギュ | ジャン(en) カイサリア領主 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
マルグリット(en) カイサリア女相続人 | ジャン・アレマン(en) カイサリア領主 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
イザベル・ディブラン ベイルート女相続人 | ニコラ・アレマン(en) カイサリア領主 | トーマ・アレマン(en) カイサリア領主 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
脚注
編集- ^ A.ジョティシュキー、pp. 117
参考文献
編集- A.ジョティシュキー 『十字軍の歴史』 刀水書房、2013年
- John L. la Monte, Feudal Monarchy in the Latin Kingdom of Jersalem 1100 to 1291, Kraus Reprint Co., 1970, p. 394
- Hans Eberhard Mayer, "The Wheel of Fortune: Seignorial Vicissitudes under Kings Fulk and Baldwin III of Jerusalem", Speculum, vol. 65, no 4, 1er octobre 1990, p. 860–877