PEEPO CHOO
(ピポチューから転送)
『PEEPO CHOO ピポチュー』(ピポチュー)は、フェリーペ・スミス(Felipe Smith)による日本の漫画作品。『モーニング・ツー』(講談社)11号(2008年)より30号(2010年)まで連載。単行本全3巻。
あらすじ
編集シカゴに住むオタク少年・ミルトンは、コミックブックストアのくじ引きに当たり、店主のギル、店員のジョディと共に、憧れの国・日本へ旅立つ。ミルトンは「みんながコスプレをしていて、一人残らずアニメを見てマンガを読んでいる」日本に、ジョディは「外人好きのヤリマン女だらけ」の日本に期待を膨らませるが、店長・ギルの真の目的は、本業である殺し屋として受けた依頼により、新宿のヤクザ・森本を殺害することだった。
主な登場人物
編集- ミルトン
- シカゴのサウスサイドに住むアフリカ系の少年。日本製アニメの『ピポチュー』をこよなく愛するオタク。家にも学校にも自分の居場所がないと感じ、「オタクの国・日本」に憧れている。
- ジョディ
- コミックブックストア「ENYO'S GAME」の店員。口ばかり大きいが意気地なしの童貞。
- ギル
- 刑務所帰りのコミックブックストア店主。正体は凄腕の殺し屋・FATE。
- 森本"ロックスター"タケシ
- 新宿のヤクザ。アメリカのバイオレンス映画かぶれの殺人鬼。
- 鷹村
- 森本の兄貴分。
- 美和子
- 森本の恋人。六本木のバーで働いている。
- 河守レイコ
- 17歳。巨乳グラビアアイドル。
- 田中ミキ
- レイコの同級生。チビでブスのいじめられっ子。隠れゴス。
- 梅リンゴ
- 人気児童漫画家。青年誌に進出し作家生命を賭けて『ピポチュー』を連載するも、失敗。以後消えた漫画家となる。
刊行物等
編集- モーニングKC(講談社) 第1巻 ISBN 978-4-06-372794-4
- モーニングKC(講談社) 第2巻 ISBN 978-4-06-372828-6
- モーニングKC(講談社) 第3巻 ISBN 978-4-06-372902-3