パレーシュ・ラーワル(Paresh Rawal、1950年5月30日[4] - )は、インドボリウッドで活動する俳優コメディアン[5]政治家。2014年から2019年にかけて、アーメダバード東選挙区英語版選出のローク・サバー議員(インド人民党所属)を務めた。ヒンディー語グジャラート語マラーティー語テルグ語英語話者である。1993年に出演した『Sardar』で国内外から演技を絶賛され、1994年に出演した『Woh Chokri』『Sir』では演技を評価され国家映画賞 助演男優賞を受賞している[6]

パレーシュ・ラーワル
Paresh Rawal
Paresh Rawal
パレーシュ・ラーワル(2015年)
生年月日 (1950-05-30) 1950年5月30日(74歳)
出生地 インドの旗 インド ボンベイ州英語版ボンベイ(現マハーラーシュトラ州ムンバイ)[1]
職業 俳優コメディアン映画プロデューサー政治家
配偶者 スワループ・サンパト英語版
著名な家族 アーディティヤ・ラーワル英語版(息子)
受賞
フィルムフェア賞
悪役賞
1994年『Sir
コメディアン賞英語版
2001年『Hera Pheri
2003年『Awara Paagal Deewana
その他の賞
国家映画賞
助演男優賞
1994年『Woh Chokri
1994年『Sir』
栄典
パドマ・シュリー勲章
2014年[2][3]
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生い立ち

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ムンバイで生まれ、同地で幼少期を過ごした[1]。1979年ミス・インド英語版優勝者のスワループ・サンパト英語版と結婚し、2人の息子をもうけた。ナルシー・ムンジー商工カレッジ英語版を卒業している[7]

キャリア

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インド大統領プラナブ・ムカルジーからパドマ・シュリー勲章を授与されるパレーシュ・ラーワル(2014年)

1985年に『Arjun』で俳優デビューし、1986年に『Naam』で俳優としての地位を確立した。1980年代から1990年代にかけて悪役俳優として活動し、1994年には『Andaz Apna Apna』でコミックリリーフを演じた。2000年代に入ると性格俳優として高い評価を得るようになり、ボリウッドの主流映画に主役または主役級の主要キャストとして出演する機会が増えた。2000年にアクシャイ・クマールスニール・シェッティ英語版と共演した『Hera Pheri』は興行的な成功を収め[8]、ラーワルはフィルムフェア賞 コメディアン賞英語版を受賞している。2006年には続編『Phir Hera Pheri』に引き続き出演し、演技を高く評価された[6]

2002年にアミターブ・バッチャン、アクシャイ・クマールと共演した『ブラインド・ミッション』でも演技を高く評価され、この時期にはコメディアンとして『Awara Paagal Deewana』『Hulchul』『Garam Masala』『Deewane Huye Paagal』『Malamaal Weekly』『Golmaal: Fun Unlimited』『Chup Chup Ke』『Bhagam Bhag』『Shankar Dada M.B.B.S.』『Bhool Bhulaiyaa』『Welcome』『Mere Baap Pehle Aap』『De Dana Dan』などに出演した[6]。この他に『Teen Bahuraaniyaan』『Main Aisi Kyunn Hoon』『Laagi Tujhse Lagan』などのテレビシリーズにも出演している[9]

2010年には名誉殺人を題材にした『Aakrosh』に出演している[10]。2012年に『オーマイゴッド 〜神への訴状〜英語版』でアクシャイ・クマールと共演し、2人の演技は高い評価を得ている。2017年は『タイガー 甦る伝説のスパイ』でサルマーン・カーンと共演し、2018年にランビール・カプールと共演した『SANJU サンジュ』ではスニール・ダットを演じた。2019年には『Made in China』『URI/サージカル・ストライク』に出演し、2020年には『ただ空高く舞え』でスーリヤと共演している。

フィルモグラフィー

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出典

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  1. ^ a b Asira Tarannum, TNN 2 August 2011, 03.14pm IST. (2 August 2011). “'Star kids are not good actors' – Times Of India”. Articles.timesofindia.indiatimes.com. 5 July 2013時点のオリジナルよりアーカイブ1 January 2013閲覧。
  2. ^ Paresh Rawal in dinu solanki out” (23 March 2014). 28 May 2014時点のオリジナルよりアーカイブ26 May 2014閲覧。
  3. ^ Election results 2014 Paresh rawals biopic on Narendra Modi on hold” (16 May 2014). 26 May 2014時点のオリジナルよりアーカイブ26 May 2014閲覧。
  4. ^ “Paresh Rawal turns 64. PM Narendra Modi gives actor the best birthday gift” (英語). India Today. (30 May 2019). オリジナルの19 August 2019時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190819091412/https://www.indiatoday.in/movies/celebrities/story/paresh-rawal-turns-64-pm-narendra-modi-gives-actor-the-best-birthday-gift-1538413-2019-05-30 19 August 2019閲覧。 
  5. ^ “Ode to irreverence”. The Hindu. https://www.thehindu.com/society/ode-to-irreverence/article25400559.ece 2020年2月22日閲覧。 
  6. ^ a b c Paresh Rawal”. Yahoo.com Won 2 national awards for Woh Chokri & Sir. 23 June 2008時点のオリジナルよりアーカイブ。20 April 2008閲覧。
  7. ^ UMANG 2010, Inter-Collegiate Culture Festival, Narsee Monjee college”. 4 January 2012時点のオリジナルよりアーカイブ28 December 2019閲覧。
  8. ^ Box Office 2000”. BoxOfficeIndia.Com. 11 August 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。20 April 2008閲覧。
  9. ^ Best from Paresh Rawal has yet to come”. 8 April 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。28 December 2019閲覧。
  10. ^ Honour killing is a dishonour to any society”. movies.rediff.com. 19 October 2010時点のオリジナルよりアーカイブ22 October 2010閲覧。

外部リンク

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