ネクストNEXT)は、フィリップモリス社によって製造されるタバコのブランド名。日本ではマールボロと同じ、やや高めの価格帯[1]のタール1mgブランドであったが、海外ではやや低めの価格帯で10mgなどの高タール製品や手巻き煙草も存在する。国内販売されているフィリップモリス製品の中で最初にドイツに移管された銘柄で、2005年の初頭にはすでにドイツ製のネクストが流通している。

カナダで販売されているネクストの缶入り手巻き煙草

日本においては輸入たばこのタール1mg銘柄の先駆けの1つであったが、主要銘柄から1mg製品が次々と発売されたこともあり、近年は売り上げが低迷し、2014年11月にキングサイズが、2015年2月には100'sサイズが販売終了している。海外においても、2010年代に入りチェスターフィールド(例:アルゼンチン)やL&M(例:台湾)に統合する国が増加し、販売国は徐々に減少している。

製品一覧

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販売終了製品

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製品名 価格 本数 発売年月日 タール ニコチン 販売地域 販売終了
ネクスト KS ボックス 440円 20本 1992年9月1日 1mg 0.1mg 全国 2014年11月
ネクスト 100's ボックス 440円 20本 1995年 1mg 0.1mg 全国 2015年2月
ネクスト バニラ スパイス 100's ボックス 290円 20本 2005年10月3日 1mg 0.1mg 地域限定 2006年12月頃
ネクスト ディープ フォレスト 100's ボックス 290円 20本 2005年10月3日 1mg 0.1mg 地域限定 2006年12月頃
ネクスト メンソール KS ボックス 320円 20本 1mg 0.1mg 全国 2007年11月頃

脚注

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  1. ^ 当初はフロンティア・ライト(現在のウィンストン・キャスター・ホワイト・ワン・ボックス)と同じ中価格帯(発売時の価格は240円)であったが、1997年4月の消費税改定時にフロンティアは価格を据え置いたのに対して、ネクストは10円値上げを行い、その後も販売低迷に伴う事実上の維持費として、増税額以上の値上げを行ったことで、最終的に30円の価格差ができ、その結果販売不振はさらに深刻化することとなった

関連項目

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