ニコライ・チェルヌイフ
ニコライ・ステパノヴィチ・チェルヌイフ(ロシア語: Никола́й Степа́нович Черны́х、Nikolay Stepanovich Chernykh、1931年10月6日-2004年5月26日)は、ソビエト連邦、ウクライナ、ロシアの天文学者である。妻は共同研究者であり、同じく天文学者のリュドミーラ・チェルヌイフである。姓は"チェルニク"とも表記する。
チェルヌイフは、ヴォロネジ州ウスマニに生まれた。太陽系内の小天体の運動を専攻し、1963年からウクライナのクリミア天体物理天文台で働いた。
チェルヌイフは2つの周期彗星スミルノワ・チェルヌイフ彗星とチェルヌイフ彗星を発見し、また、有名な(2867)シュテインスや(2207)アンテノールを含む537個の小惑星を発見した[1]。
1979年にチェコのアントニーン・ムルコスが発見した小惑星(2325) チェルヌイフは、夫妻の功績から命名された[2]。
脚注
編集- ^ “Minor Planet Discoverers”. MPC. 2021年7月21日閲覧。
- ^ “(2325) Chernykh = 1957 UJ = 1959 CH = 1971 FR = 1974 WD1 = 1974 XN = 1979 SP = 1979 UG3”. MPC. 2021年7月21日閲覧。