ダイエー徳力店
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ダイエー徳力店(ダイエーとくりきてん)は、かつて株式会社ダイエーが福岡県北九州市小倉南区で運営していた店舗で、北九州地域では初の郊外型ショッピングセンターだった。
ダイエー徳力店 daiei Tokuriki | |
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店舗概要 | |
所在地 |
〒802-0972 福岡県北九州市小倉南区守恒1丁目11番20号 |
開業日 | 1980年7月4日 |
閉業日 | 2009年2月28日 |
正式名称 | 徳力アピロス |
施設所有者 |
株式会社谷弥 徳力商店街協同組合 |
施設管理者 |
株式会社谷弥 株式会社ダイエー |
商業施設面積 | 12,446 m² |
店舗数 | daieiと27の専門店 |
営業時間 | 10:00-21:00 |
駐車台数 | 620台 |
前身 |
セブンアップ飲料 北部九州本社工場 ↓ 徳力アピロス |
後身 | サンリブもりつね |
最寄駅 | 北九州モノレール 守恒駅 |
最寄IC |
九州自動車道 小倉南IC 北九州高速1号線 若園出入口 |
daiei |
概要
編集北九州市小倉南区徳力とその周辺では、日本住宅公団(現・独立行政法人都市再生機構)によって大規模な住宅団地が造成されたことをきっかけに急激に都市化が進み人口も増加した。しかし、商業施設は昔ながらの商店や食品を主体としたスーパーが中心であった。
そこで、まず1979年にニチイによってやや高台の部分に「ニチイ徳力店」(その後マイカル九州→イオン九州の徳力サティ→イオン徳力店)が開業。その翌年、直方市の複合企業「谷弥」(たにや)[1]と、出店テナントによって結成された組合により、ユニードを核テナントに「セブンアップ飲料北部九州」の本社工場跡にオープンした。ショッピングセンターとしての名称は当時のユニードの同種店舗の事例に倣い「徳力アピロス」とした。
その後、ユニードとダイエーの段階的統合によりロゴデザインがダイエーのものに変わり、完全合併によって店名もダイエーとなった。これを機に専門店部分は“独立”し、独自のロゴマークを導入、要望により徳力アピロス専門店街のまま続いた。
ダイエーとサティは場所柄棲み分けを図りつつ猛烈な販売競争を繰り広げてきた。しかし、両店は経営母体の経営不振により同じ「イオングループ」[注 1]となったこと、小倉南区東部の大型商業施設(ザ・モール小倉(後のサニーサイドモール小倉)、サンリブシティ小倉)に加え、同じ会社内で最初からダイエーとして開店した城野店などとの競合に晒されたこともあり、売り上げの落ち込みは止まらず、さらには屋上が駐車場だったことも重なり建物自体の老朽化も顕著になった。
このため谷弥やダイエー、組合などは建て替えを前提として閉店することを決断し、2009年2月末で閉店した。その後解体され、更地になった。
跡地の状況
編集2009年5月13日付けで一旦「開発予告標識」が設置されていたが[2]、その後2年以上建設が始まらない状態が続いていた。
2012年10月25日、サンリブを核テナントとした新たなショッピングセンター「サンリブもりつね」が、谷弥をデベロッパーとして開業した[3]。アピロスに入っていた多くのテナントは退店または移転したが、化粧品店・青果店・精肉店の3店が復店している。なお、ミスタードーナツとひよ子については改めて新規店舗としての出店となった[注 2]。
余談だが、前述のイオン徳力店に関しても2017年に閉店し、跡地にやはりサンリブが新たな商業施設(マルショク新守恒店)を開店させている。
構造
編集階 | フロア概要 |
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屋上 | 駐車場(約60台駐車可能) |
2階 | 衣料品・家電・化粧品・寝具・専門店 |
1階 | 食料品・専門店 |
主なテナント
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 株式会社谷弥不動産事業部 開発実績
- ^ ガゾーン関門都市圏 徳力アピロス跡地
- ^ サンリブもりつね(仮称)着工へ - AreaBiz北九州 2012年1月31日閲覧