タトル・モリ エイジェンシー
株式会社タトル・モリ エイジェンシー(英称: Tuttle-Mori Agency, Inc.)は、東京都千代田区神田神保町に本社を置く、翻訳出版業界の市場シェア60%を占める国内最大の翻訳著作権仲介エージェントである。1989年からムーミンのライセンス管理もしている。 企業理念は“Agency To Span The East and West”である。
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2丁目17番 神田神保町ビル 4階 |
設立 | 1978 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 5010001022236 |
事業内容 | 日本語および海外言語の翻訳著作権および商品化権その他契約仲介業 |
代表者 | 森健一(代表取締役社長) |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 50名 |
関係する人物 | 森武志(創業者) |
外部リンク |
www |
沿革
編集- 1948年 チャールズ・イー・タトルが洋書の輸入・和書の輸出を行うチャールズ・イー・タトル商会を東京都文京区に設立。
- 1952年 ライセンス業務を開始。
- 1978年 6月にタトル商会の著作権課を株式会社タトル・モリ エイジェンシーとして独立させる。同年12月、社屋を神田神保町ビル(通称「救世軍ビル」)へ移転する。
関連項目
編集- ダン・ブラウン - 日本における翻訳著作権管理を担当している。
- ムーミン - 日本におけるライセンス管理を担当している。
- 海外から日本への版権展開作品(例) - ビジネス書大賞[1]受賞作品を数多く取り扱い、海外著者の日本における活動を支援。『LIFESHIFT(ライフシフト)』『ワークシフト』『GRIT』『スタンフォードの自分を変える教室』『ゼロ・トゥ・ワン』『How Google Works』『GIVE &TAKE(ギブ・アンド・テイク)』『WORK RULES(ワーク・ルールズ)』など
- 日本から海外への版権展開作品(例) - 『嫌われる勇気』岸見一郎、古賀史健(30言語)、『禅、シンプルな生活』枡野俊明(35言語)、『岩田さん』ほぼ日刊イトイ新聞
- 著作権エージェント
- 著作権
書籍
編集- 『「本をつくる」という仕事』稲泉連著(筑摩書房刊)第7章 海外の本の架け橋(201-224ページ)に海外版権エージェントとして取材協力。
- 『越境する書物―変容する読書環境のなかで』和田敦彦著(新曜社刊)日本における翻訳著作権仲介業の創業について。チャールズE.タトル商会およびその前身に関する記述。
メディア記事
編集- 『日本発のアドラー心理学入門書が世界1000万部を突破した「3つの理由」(後編)』ダイヤモンド・オンライン(2022/12/25)
- 『日本発のノンフィクション書籍を世界に売り込む「不可能なミッション」はなぜ達成できたのか?(前編)』ダイヤモンド・オンライン(2022/12/24)
- 『【海外エージェント特集2022】株式会社タトル・モリ エイジェンシー 75年の歴史で培った世界のネットワーク』文化通信(2022/7/5)
- 『元任天堂社長の発言録『岩田さん』がアメリカでベストセラー入りの快挙【連載】幻想と創造の大国、アメリカ(25)』FINDERS(2021/5/19)
- 『元任天堂社長の発言録『岩田さん』がアメリカでベストセラー入りの快挙【幻想と創造の大国、アメリカ】』Yahoo(2021/5/19)
- 『アメリカでベストセラー上位に食い込んだ「ほぼ日」の『岩田さん』 Ask Iwata』洋書ファンクラブ(2021/5/14)
- 『「フランクフルトBF」を訪ねて』新文化(2017/11/16)
- 『強い作品は色褪せない、強い作品はよみがえる著作権仲介エージェント 玉置真波(後編)』ダイヤモンド・オンライン (2011/8/5)
- 『編集者との密な関係で、作品とのベストマッチを探る著作権仲介エージェント 玉置真波(前編) 』 ダイヤモンド・オンライン (2011/8/4)