ズヴァールトフィス級潜水艦
ズヴァールトフィス級潜水艦(-きゅうせんすいかん、オランダ語: Onderzeeboot van de Zwaardvis klasse)は、オランダ王立海軍の通常動力型潜水艦である。1966年から1972年までに2隻が建造された。“ズヴァールトフィス”はオランダ語で“メカジキ”の意。
ズヴァールトフィス級潜水艦 | |
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英SBSと合同訓練を行なうズヴァールトフィス級 | |
基本情報 | |
艦種 | 通常動力型潜水艦 |
建造所 | フェイエノールト社シェーダム造船所 |
運用者 | オランダ海軍 |
建造期間 | 1966年 - 1972年 |
就役期間 | 1972年 - 1995年 |
建造数 | 2 |
前級 | ドルファイン級潜水艦 |
次級 | ワルラス級潜水艦 |
要目 | |
排水量 |
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全長 | 66.9 m |
最大幅 | 8.4 m |
吃水 | 7.1m |
機関方式 | ディーゼル・エレクトリック方式 |
主機 |
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推進器 | 5翼スキュード・スクリュー×1軸 |
出力 |
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速力 |
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航続距離 | 海里 |
乗員 | 79名(士官8名、下士官兵71名) |
兵装 |
533mm魚雷発射管×6門
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FCS | DUUX-5 |
レーダー | type 1001 |
ソナー |
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概要
編集ドルファイン級潜水艦の後継としてオランダ王立海軍が建造した。本級は海上自衛隊うずしお型潜水艦と同じく米海軍バーベル級潜水艦を元に涙滴型船体で建造された。1987年にハープーン対艦ミサイルを搭載可能にする等の近代化改装を受ける。後にワルラス級潜水艦と交代し除籍となった。
除籍となったズヴァールトフィスとテーヘルハイは1997年にマレーシア海軍に売却される予定でマレーシアまで運ばれたが、フランスのスコルペヌ型潜水艦の採用を決定。再整備等の為、2005年にオランダに返却された[1]
同型艦
編集- ズヴァールトフィス(S 806)
- テーヘルハイ(S 807)
脚注
編集- ^ Mindef.nl :: RDM verplicht tot sloop suikboten Archived 2007年2月25日, at the Wayback Machine.
参考文献
編集- Conway's All the World's Fighting Ships 1947–1995
外部リンク
編集- page from Dutch submarines
- 解体するズヴァールトフィス級について (PDFファイル、オランダ国防省)