スリーター・キニー
スリーター・キニー(Sleater-Kinney)はアメリカ合衆国ワシントン州オリンピア出身の2人組み女性インディーズ・ロックバンド。バンド名の由来はオリンピア近郊のスリーター・キニー・ロードから。2006年8月に行われた大型ロック・フェス(ロラパルーザ)でのライヴを最後に活動を休止。2014年に再結成。
2019年7月にドラマーのジャネット・ワイスが脱退することが発表された。
Sleater-Kinney スリーター・キニー | |
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基本情報 | |
出身地 |
アメリカ合衆国 ワシントン州 |
ジャンル |
パンクロック インディー・ロック |
活動期間 | 1994 - 2006・2014 - |
レーベル |
Mom + Pop Chainsaw Kill Rock Stars Sub Pop |
公式サイト | Sleater-Kinny.com |
メンバー |
コリン・タッカー キャリー・ブラウンスタイン |
旧メンバー |
ジャネット・ワイス Laura Macfarlane Toni Gogin Misty Farrell |
経歴
編集バンドはコリン・タッカー-Corin Tucker、キャリー・ブラウンスタイン-Carrie Brownsteinにより立ち上げられ、ジャネット・ワイス-Janet Weissが『Dig Me Out』より参加している。1995年セルフタイトルアルバム『Sleater-Kinney』にてデビュー。その後も1996年に『Call the Doctor』、1997年に『Dig Me Out』などコンスタントにアルバムをリリースする。ただし、インディーズに強い拘りを持つことからメジャー・レーベルからのリリースはほとんどしていない。
音楽性
編集音楽的には、パンク寄りのガレージ・ロックと位置づけられることが多い。コリンとキャリーの双方がギターを弾き、ベースが存在しないことがバンドの大きな特徴であろう。ただし、時にコリンがバリトン・ギターを弾いたり、キャリーがチューニングを落としたギターを弾くことによってベースのパートを埋めることもある。また、女性の権利運動にも関心を示しており、それが幾つかの楽曲に反映されている。1997年発売の『Dig Me Out』は、『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて272位にランクイン[1]。
ディスコグラフィー
編集アルバム
編集- 『Sleater-Kinney』(1995年)
- 『Call the Doctor』(1996年)
- 『Dig Me Out』(1997年)
- 『The Hot Rock』(1999年)
- 『All Hands on the Bad One』(2000年)
- 『One Beat』(2002年)
- 『The Woods』(2005年)
- 『No Cities to Love』(2015年)
- 『The Center Won't Hold』(2019年)
- 『Path of Wellness』(2021年)