インドゾウ
(シュリクマー関数から転送)
インドゾウ(学名:Elephas maximus indicus、英語名:Indian elephant)は、哺乳綱- ゾウ目(長鼻目)- ゾウ科- アジアゾウ属に分類されるアジアゾウの、下位分類にあたる1亜種。
インドゾウ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Elephas maximus indicus Cuvier, 1798 | ||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||||||||
Elephas maximus bengalensis
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和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
インドゾウ | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Indian elephant |
インドゾウを含む種アジアゾウ Elephas maximus は、過去3世代(60から75年)の間で個体数が少なくとも50%減少したとして、1986年よりIUCNに絶滅危惧種と評価されている[2]。
特徴
編集アジアゾウの代表的亜種であり、インド亜大陸(インド、バングラデシュ〈チッタゴン丘陵地帯〉、ネパール、ブータン)、インドシナ半島(ラオス、ミャンマー〈ペグ山脈、タニンダーリ管区、シャン州〉、タイ、マレー半島、カンボジア東部〈モンドルキリ州とラタナキリ州〉、ベトナム)、および、中国大陸南端部(中華人民共和国南端部〈雲南省、シーサンパンナ・タイ族自治州、思茅区、臨滄市〉)の森林地帯に分布する。
シュリクマー関数
編集シュリクマー関数(シュリクマーかんすう、英: Sreekumar function)は、インド象の表面積を求める公式。ケラーラ農業大学で研究を続けたインドの獣医学者K.P.スリークマル博士と故G.ニーマラン博士[注 1]によって導出され、1990年に学術雑誌『Veterinary Research Communications』で発表された[3]。この業績により両氏は2002年にイグノーベル賞数学賞を受賞している。ただし、この公式が当てはまるのはインドゾウだけで、体型が異なるアフリカゾウには当てはまらない。
公式
編集シュリクマー関数はインドゾウの体表面積を S、肩までの高さを H、前足の円周を FFC として
と表される[3]。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ Elephas maximus indicus Cuvier, 1798 - ITIS
- ^
The IUCN Red List of Threatened Species
- Choudhury, A., Lahiri Choudhury, D.K., Desai, A., Duckworth, J.W., Easa, P.S., Johnsingh, A.J.T., Fernando, P., Hedges, S., Gunawardena, M., Kurt, F., Karanth, U., Lister, A., Menon, V., Riddle, H., Rubel, A. & Wikramanayake, E. 2008. Elephas maximus. In: IUCN 2011. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2011.1.
- ^ a b Sreekumar & Nirmalan (1989).
参考文献
編集- Sreekumar, K.P.; Nirmalan, G. (24 October 1989). “Estimation of the total surface area in Indian elephants (Elephas maximus indicus)” (PDF). Veterinary Research Communications (Springer) 14 (1): 5-17. doi:10.1007/BF00346377. PMID 2316192 .