シャー (モグーリスタン)
シャー(? - 1570年)はウイグルスタン・ハン国のハンでマンスール・ハンの長男[1]。 1545年に父のマンスールが死去すると後継者となったが、弟マ・ヘイ・マ(ムハンマド・スルターン)と後継者争いが発生した。マ・ヘイ・マは後継者となることはなかったが、ハミの一部を手に入れ、カルムイクまたはオイラトと同盟を組みシャーを攻撃した。その後について明確な資料は残されていないが、1570年にシャーが死去したとき、マ・ヘイ・マはトルファンを支配していた[2]。
脚注
編集参考文献
編集- Dughlat Muhammad Haidar E.Denison Ross訳 (1895) (English). The Tarikh-i-rashidi: A History of the Moghuls of Central Asia. S. Low, Marston