ザ・リヴァーズ・インヴィテーション


ザ・リヴァーズ・インヴィテーション (The River’s Invitation)は、リズム・アンド・ブルース・シンガー、ソングライターのパーシー・メイフィールドが作詞・作曲し、レコーディングした楽曲。1953年1月にスペシャルティ・レコードよりシングル・リリース。これはチャートインしなかったものの、10年後の1963年レイ・チャールズも参加する形でタンジェリン・レコードにてリメイク。こちらはR&Bチャートでは最高位25位、ポップ・チャートにも99位食い込んだ[4]

「ザ・リヴァーズ・インヴィテーション」
パーシー・メイフィールドシングル
B面 アイ・デア・ユー・ベイビー
リリース
規格 シングル
録音 1952年1月22日
カリフォルニア州ロサンゼルス [2]
ジャンル リズム・アンド・ブルース
時間
レーベル スペシャルティ・レコード
作詞・作曲 パーシー・メイフィールド
パーシー・メイフィールド シングル 年表
ロンサム・ハイウェイ(1953年)ザ・リヴァーズ・インヴィテーション(1953年)ザ・バチェラー・ブルース(1953年)
ミュージックビデオ
The River’s Invitation - YouTube
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「リヴァーズ・インヴィテーション(リメイク)」
パーシー・メイフィールドシングル
B面 ベイビー・プリーズ(ロスト・ラヴ)
リリース
規格 シングル
録音 1963年2月21日
カリフォルニア州ロサンゼルス
ジャンル リズム・アンド・ブルース
時間
レーベル タンジェリン・レコード
作詞・作曲 パーシー・メイフィールド
チャート最高順位
  • 25位(米国R&Bチャート)
  • 99位(米国ポップ・チャート)
パーシー・メイフィールド シングル 年表
ネヴァー・セイ・ナウ(1962年)リヴァーズ・インヴィテーション(1963年)クッキン・イン・スタイル(1963年)
ミュージックビデオ
River’s Invitation (Tangerine version) - YouTube
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概要

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行方がわからなくなった愛する人を探しても見つからず、川へ身を投げることを歌った歌詞。川に声をかけると「寂しいのならばこちらにおいで」と返答があったとする妄想的な内容となっている。本来悲しく思い詰めた感情を吐露した歌のはずだが、哀愁とともにユーモラスな雰囲気をも感じさせるのは独特である。

シングル

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曲名 レーベル名 レコードNo. 最高位
米国ポップス[5] 米国R&B[4]
1953 A: The River’s Invitation

B: I Dare You Baby

Specialty 451

1963 A: River’s Invitation

B: Baby Please

Tangerine 45-TRC-931 99
25

参加ミュージシャン

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[6]

スペシャルティ・レコーディング (1953年)

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  • Percy Mayfield パーシー・メイフィールド - vocals
  • Jewell Grant ジュウェル・グラント - alto saxophone
  • Johnny Crawford ジョニー・クロフォード - tenor saxophone
  • Maxwell Davis マックスウェル・デイヴィス - tenor saxophone
  • Willard McDaniel ウィラード・マクダニエル - piano
  • Mitch “Tiny” Webb ミッチ”タイニー”ウェブ - guitar
  • Ralph Hamilton ラルフ・ハミルトン - bass
  • Jesse Sailes ジェシー・セイルズ - drums

タンジェリン・レコーディング (1963年)

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  • Percy Mayfield パーシー・メイフィールド - vocals
  • Marcus Belgrave マーカス・ベルグレイヴ - trumpet
  • Hank Crawford ハンク・クロフォード - alto saxophone
  • Ray Charles レイ・チャールズ - piano
  • Howard Roberts ハワード・ロバーツ - guitar
  • Edgar Willis エドガー・ウィリス - bass
  • Milt Turner ミルト・ターナー - drums

主なカバー・バージョン

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メイフィールドのオリジナル・バージョンはゆったりとしたバラードだが、様々なカバーが存在する。クラレンス・"ゲイトマウス"・ブラウンのバージョンはファンキーなリズムで演奏され、雰囲気を一新させている。またプロフェッサー・ロングヘアのバージョンもルンバのリズムを取り入れた彼らしいスタイルになっている。これは1980年のアルバム『Crawfish Fiesta』のボーナス・トラックとして2012年の再発盤で初めて登場したものである。

アーティスト名 収録アルバム
1965年 スタンリー・タレンタイン 『Joyride』(インスト)
1967年 アレクシス・コーナー 『I Wonder Who』
1967年 ジョージィ・フェイム 『The Two Faces of Fame』
1968年 ジェイムズ・コットン Cut You Loose!
1969年 アレサ・フランクリン Soul '69
1970年 ジュニア・パーカー 『The Outside Man』
1973年 クラレンス・"ゲイトマウス"・ブラウン 『The Drifter Rides Again』
1973年 フレディ・ロビンソン 『On The Cuff』
1978年 ジェフ・マルダーエイモス・ギャレット 『Geoff Muldaur & Amos Garrett』
1979年 ロニー・バロン 『Blue Delicacies』
1980年 トレイシー・ネルソン 『Come See About Me』
1989年 ザ・キンゼイ・レポート 『Midnight Drive』
1999年 バーバラ・モリソン 『Visit Me』
2000年 サウスサイド・ジョニー&ジ・アズベリー・ジュークス 『Messin' With The Blues』
2000年 モリー・オブライエン 『Things I Gave Away』
2004年 ボビー・ラッシュ 『Folk Funk』
2007年 ジョー・コッカー Hymn for My Soul
2012年 プロフェッサー・ロングヘア Crawfish Fiesta』(ボーナス・トラック)
2015年 カリフォルニア・ハニードロップス 『A River's Invitation』

[2]

脚注

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  1. ^ a b Discogs- Percy Mayfield – The River's Invitation / I Dare You, Baby
  2. ^ a b c Second Hand Songs - The River’s Invitation
  3. ^ a b Discogs- Percy Mayfield – River's Invitation / Baby Please
  4. ^ a b Joel Whitburn's Top R&B Singles 1942-1988 (Record Research), P. 279
  5. ^ Whitburn, Joel (1986). Joel Whitburn's Pop Memories 1890–1954. Menomonee Falls, Wisconsin: Record Research. p. 301. ISBN 0-89820-083-0. https://archive.org/details/joelwpopmemories00whit/page/301 
  6. ^ Blues Discography 1943-1970 The Classic Years, Les Fancourt & Bob McGrath (Eyeball Productions)