オマリ・スペルマン
オマリ・スペルマン（Omari Spellman, 1997年7月21日 - ）は、アメリカ合衆国オハイオ州クリーブランド出身のプロバスケットボール選手。ポジションはパワーフォワード。
 ビラノバ大学でのスペルマン (2018年) | |
| BCゼニト・サンクトペテルブルク | |
|---|---|
| ポジション | PF |
| 所属リーグ | KBL |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
 アメリカ合衆国 |
| 生年月日 | 1997年7月21日（27歳） |
| 出身地 | オハイオ州クリーブランド |
| 身長 | 203cm (6 ft 8 in) |
| 体重 | 111kg (245 lb) |
| キャリア情報 | |
| 高校 |
ノース・ロイヤルトン高等学校 マクダフィー・スクール セントトーマス・モアスクール |
| 大学 | ビラノバ大学 |
| NBAドラフト | 2018年 / 1巡目 / 全体30位[1] |
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アトランタ・ホークスから指名 | |
| プロ選手期間 | 2018年–現在 |
| 経歴 | |
| 2018–2019 | アトランタ・ホークス |
| 2018–2019 | →エリー・ベイホークス |
| 2019–2020 | ゴールデンステート・ウォリアーズ |
| 2020 | アイオワ・ウルブズ |
| 2021 | エリー・ベイホークス |
| 2021–2023 |  安養KGC |
| 2024- |  BCゼニト・サンクトペテルブルク |
| 受賞歴 | |
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Stats Basketball-Reference.com | |
| 代表歴 | |
| キャップ |
 レバノン |
経歴
編集ハイスクール
編集高校4年目の2016年にはジョーダン・ブランド・クラシックに選出された。
主要サイトから5つ星評価を受け、ESPNによる2016年クラスのTop100ランキングでは16位に選出された[1]。10以上の大学からオファーを受けた中で、ビラノバ大学へ進学した[2]。
カレッジ
編集高校時代に学年変更し、正規の学年で卒業していなかったことから、NCAAのレッドシャツ制度の対象となり、1年目の2016-17シーズンは公式戦に出場できなかった[3]。この期間に元々300ポンドあった体重を245ポンドまで減量した。
2017-18シーズンに初出場。2017年12月13日のテンプル大学戦でシーズンハイとなる27得点を記録した[4]。シーズン全体では平均10.9得点・8.0リバウンドを記録し、チームは2年ぶりにNCAAトーナメントで優勝した。シーズン終了後、2018年のNBAドラフトにアーリーエントリーした。
アトランタ・ホークス
編集ドラフト全体30位でアトランタ・ホークスから指名され、その後ルーキー契約を結んだ[5]。
2018-19シーズンはNBAで46試合に出場した。また、Gリーグのエリー・ベイホークスでもプレーした[6]。
ゴールデンステート・ウォリアーズ
編集2019年7月8日にデイミアン・ジョーンズと2026年のドラフト2巡目指名権とのトレードで、ゴールデンステート・ウォリアーズへ移籍した[7]。
アイオワ・ウルブズ
編集2020年2月6日にアンドリュー・ウィギンズ、ドラフト1巡目指名権とのトレードで、ディアンジェロ・ラッセル、ジェイコブ・エバンスとともにミネソタ・ティンバーウルブズへ移籍した[8]。移籍後はGリーグのアイオワ・ウルブズへ送られ、3月10日のサンタクルーズ・ウォリアーズ戦では18得点・14リバウンド・12アシストのトリプル・ダブルを記録するなど活躍したが、NBAでの出場はなかった[9][10]。
エリー・ベイホークス
編集2020年11月24日にエド・デイビスとのトレードでニューヨーク・ニックスへ放出され、2021年1月7日に解雇された[11]。その後、同月26日にGリーグのエリー・ベイホークスと契約した[12]。
安養KGC(2021-2023)
編集2021年のサマーリーグにシカゴ・ブルズの一員として参加した[13]。その後、2021年8月31日にKBLの安養KGCと契約した[14]。
2023年にはKBLで優勝を果たした[15]。
BCゼニト・サンクトペテルブルク(2024-)
編集2024年7月13日、VTBユナイテッドリーグに所属するBCゼニト・サンクトペテルブルクへの加入が発表された[16][17]。契約期間は2025-2026シーズンまで[16][17]。
代表歴
編集レバノン系アメリカ人であり、2023年4月にレバノンの市民権を取得した[18]。レバノン代表として2023年FIBAバスケットボール・ワールドカップとパリオリンピック予選に出場している[19]。
脚注
編集- ^ “VILLANOVA.COM Omari Spellman Bio :: Villanova University Official Athletic Site Villanova University Official Athletic Site :: Men's Basketball”. web.archive.org (2018年6月25日). 2023年5月16日閲覧。
- ^ “Omari Spellman - Basketball Recruiting - Player Profiles - ESPN”. ESPN.com. 2023年5月16日閲覧。
- ^ “Jay Wright on Omari Spellman ruling: 'I'm argued out'” (英語). RSN. 2023年5月16日閲覧。
- ^ “Villanova 87-67 Temple (Dec 13, 2017) Game Recap” (英語). ESPN. 2023年5月16日閲覧。
- ^ “Hawks Sign Kevin Huerter, Omari Spellman And Trae Young” (英語). www.nba.com. 2023年5月16日閲覧。
- ^ “Hawks' Omari Spellman: Assigned to G-League” (英語). CBSSports.com. 2023年5月16日閲覧。
- ^ “Warriors Acquire Forward Omari Spellman from Atlanta” (英語). www.nba.com. 2023年5月16日閲覧。
- ^ “Minnesota Timberwolves Acquire NBA All-Star D’Angelo Russell, Jacob Evans and Omari Spellman from Golden State” (英語). www.nba.com. 2023年5月16日閲覧。
- ^ “Timberwolves' Omari Spellman: Accepts G League assignment” (英語). CBSSports.com. 2023年5月16日閲覧。
- ^ “Timberwolves' Omari Spellman: Records triple-double” (英語). CBSSports.com. 2023年5月16日閲覧。
- ^ “Knicks Waive Omari Spellman” (英語). www.nba.com. 2023年5月16日閲覧。
- ^ “Ex-Warriors Jacob Evans, Omari Spellman to reunite in G League bubble” (英語). RSN. 2023年5月16日閲覧。
- ^ “Chicago Bulls 2021 MGM Resorts NBA Summer League Roster | NBA.com”. www.nba.com. 2023年5月16日閲覧。
- ^ “Asian Basketball News, Scores, Stats, Analysis, Standings”. www.asia-basket.com. 2023年5月16日閲覧。
- ^ Morales, Luisa. “Abando scoreless but Anyang dethrones SK Knights for KBL title”. Philstar.com. 2023年5月16日閲覧。
- ^ a b “Welcome, Omari Spellman!”. BCゼニト・サンクトペテルブルク公式サイト. 2024年7月13日閲覧。
- ^ a b “Zenit officially signs Omari Spellman”. Sportando. 2024年7月13日閲覧。
- ^ “Omari Spellman receives honorary citizenship, joins Lebanese team for FIBA World Cup”. L'Orient Today (2023年4月19日). 2023年5月16日閲覧。
- ^ “Omari Rasulala SPELLMAN”. FIBA. 2024年7月14日閲覧。