エマニュエル・バリス
エマニュエル・アレン・バリス(Emmanuel "Manny" Allen Burriss, 1985年1月17日 - )は、アメリカ合衆国・ワシントンD.C.出身の元プロ野球選手(内野手)。右投両打。
ナショナルズ時代(2015年) | |
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ワシントンD.C. |
生年月日 | 1985年1月17日(39歳) |
身長 体重 |
6' 0" =約182.9 cm 190 lb =約86.2 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投両打 |
ポジション | 内野手 |
プロ入り | 2006年 MLBドラフト1巡目追補(全体33位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名 |
初出場 | 2008年4月20日 セントルイス・カージナルス戦 |
最終出場 | 2016年9月28日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集プロ入りとジャイアンツ時代
編集2006年のMLBドラフト1巡目追補(全体33位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名され、プロ入り。
2008年は、メジャーのスプリングトレーニングに招待されず、開幕を傘下のAAA級フレズノ・グリズリーズで迎えた。4月20日にメジャーへ昇格した。オフにアリゾナ・フォールリーグに派遣されスコッツデール・スコーピオンズでプレーした。
2009年は、スプリングトレーニングでケビン・フランドセンから正二塁手のポジションを奪取した。4月1日の開幕戦にスタメンで出場した。6月4日には、ランディ・ジョンソンの通算300勝を達成した試合に出場し、決勝打を放っている[1]。しかし、6月16日にAAA級フレズノへ降格した。7月5日の試合で左足を負傷しシーズンを終えた。
2010年に復帰したが、ポストシーズンのロースターには登録されなかった。
2011年は、59試合に出場した。
2012年7月28日にDFAとなり[2]、AAA級フレズノに降格した。9月4日にメジャーに再昇格した。オフの11月8日にFAとなった。[3]
レッズ傘下時代
編集2012年11月21日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ[4]。
2013年は、傘下のAAA級ルイビル・バッツで108試合に出場した。
ナショナルズ時代
編集2013年12月にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ。
2014年は、傘下のAAA級シラキュース・チーフスでプレーした。11月10日にマイナー契約でナショナルズと再契約。
2015年6月26日にメジャー契約となり25人枠入りしたが[5]、7月28日にジェイソン・ワースとライアン・ジマーマンの故障者リストからの復帰に伴ってAAA級シラキュースへ降格した[6]。10月13日にFAとなった。
フィリーズ時代
編集2015年11月18日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結び、2016年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[7]。
2016年4月2日にメジャー契約を結び、開幕ロースター入りした。6月1日にDFAとなり、4日に40人枠を外れる形で傘下のAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスへ配属された。8月19日に再びメジャー契約を結んで25人枠入りした。10月7日に40人枠から外れる形でAAA級リーハイバレーへ降格したが、15日にマイナー降格を拒否してFAとなった[8]。
ナショナルズ傘下時代
編集2016年12月13日にナショナルズとマイナー契約を結び、2017年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[9]。2017年11月6日にFAとなった[10]。
エンゼルス傘下時代
編集2018年2月7日にロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムとマイナー契約を結んだ[11]。この年はマイナーを含めて試合には出場しなかった。オフにドミニカのウィンターリーグに参加したのを最後に現役を引退した。
現役引退後
編集2019年よりロサンゼルス・ドジャースの巡回打撃コーチに就任[12]。2022年からは傘下AAA級オクラホマシティ・ドジャースの打撃コーチを務める[12]。
詳細情報
編集年度別打撃成績
編集年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2008 | SF | 95 | 274 | 240 | 37 | 68 | 6 | 1 | 1 | 79 | 18 | 13 | 5 | 5 | 1 | 23 | 1 | 5 | 24 | 7 | .283 | .357 | .329 | .686 |
2009 | 61 | 220 | 202 | 18 | 48 | 6 | 0 | 0 | 54 | 13 | 11 | 4 | 1 | 1 | 14 | 1 | 2 | 34 | 3 | .238 | .292 | .267 | .560 | |
2010 | 7 | 5 | 5 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .400 | .400 | .400 | .800 | |
2011 | 59 | 152 | 137 | 14 | 28 | 1 | 0 | 0 | 29 | 4 | 11 | 3 | 6 | 0 | 6 | 0 | 3 | 17 | 2 | .204 | .253 | .212 | .465 | |
2012 | 60 | 150 | 136 | 15 | 29 | 1 | 0 | 0 | 30 | 7 | 5 | 3 | 2 | 1 | 10 | 1 | 1 | 25 | 6 | .213 | .270 | .221 | .491 | |
2015 | WSH | 5 | 5 | 3 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | .667 | .800 | .667 | 1.467 |
2016 | PHI | 39 | 50 | 45 | 3 | 5 | 1 | 1 | 0 | 8 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 2 | 10 | 1 | .111 | .184 | .178 | .361 |
MLB:7年 | 326 | 856 | 768 | 92 | 182 | 15 | 2 | 1 | 204 | 42 | 41 | 15 | 15 | 3 | 57 | 3 | 13 | 111 | 19 | .237 | .300 | .266 | .565 |
背番号
編集- 7(2008年 - 2009年)
- 2(2010年 - 2012年)
- 16(2015年)
- 15(2016年)
脚注
編集- ^ Chris Haft (2009年6月4日). “Big Unit gets 300th win on first try” (英語). MLB.com. 2016年6月6日閲覧。
- ^ “Burriss designated for assignment by Giants” (英語). MLB.com (2012年7月28日). 2016年6月6日閲覧。
- ^ Ed Creech (2012年11月11日). “Emmanuel Burriss Opts For Free Agency” (英語). MLB Trade Rumors. 2016年6月6日閲覧。
- ^ Ben Nicholson-Smith (2012年11月21日). “Reds Sign Emmanuel Burriss” (英語). MLB Trade Rumors. 2016年6月6日閲覧。
- ^ Michael Hurcomb (2015年6月26日). “Nats call up Emmanuel Burriss, transfer Reed Johnson to 60-day DL” (英語). CBS Sports MLB (CBS Interactive) 2016年6月6日閲覧。
- ^ Chris Johnson (2015年7月28日). “Jayson Werth and Ryan Zimmerman return to Nationals lineup” (英語). MASNsports.com. 2015年7月29日閲覧。
- ^ Todd Zolecki (2015年11月18日). “Phils sign five to Minor League deals” (英語). MLB.com. 2015年11月19日閲覧。
- ^ MLB公式プロフィール参照。2017年2月1日閲覧。
- ^ Collier, Jamal (2016年12月13日). “Burriss among 4 to get spring invite from Nats”. MLB.com 2017年2月1日閲覧。
- ^ Matt Eddy (2017年11月7日). “Minor League Free Agents 2017” (英語). baseballamerica.com 2018年3月4日閲覧。
- ^ RotoWire Staff (2018年2月7日). “Angels' Emmanuel Burriss: Comes to terms with Angels” (英語). cbssports.com 2018年3月4日閲覧。
- ^ a b “OKC Dodgers Announce 2022 Coaching Staff”. MiLB.com (2022年3月15日). 2022年3月21日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
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