エクスプローラー・ドリーム
クルーズ客船
エクスプローラー・ドリーム(Explorer Dream、中:探索夢号)は、ドリームクルーズが運航しているクルーズ客船。 かつての船名はスーパースター・ヴァーゴ(SuperStar Virgo、中:処女星号)。
エクスプローラー・ドリーム | |
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エクスプローラー・ドリーム(2019年) | |
基本情報 | |
船種 | クルーズ客船 |
船籍 |
パナマ バハマ |
運用者 |
スタークルーズ(1999-2019) ドリームクルーズ(2019-) |
建造所 | マイヤー・ヴェルフト |
母港 | ナッソー |
姉妹船 | スーパースター・レオ |
建造費 | 3億5千万ドル |
信号符字 | C6AV6 |
IMO番号 | 9141077 |
MMSI番号 | 311000165 |
改名 | エクスプローラー・ドリーム(2019-) |
経歴 | |
起工 | 1996年11月18日 |
進水 | 1998年12月23日 |
竣工 | 1999年8月2日 |
就航 | 1999年 |
現況 | 就航中 |
要目 | |
総トン数 | 75,338 トン |
全長 | 268.6 m |
幅 | 32.2 m |
喫水 | 7.9 m |
機関方式 | ディーゼル・エレクトリック |
最大速力 | 25.5ノット |
航海速力 | 24.0ノット |
旅客定員 | 1974名(最大 2800名) |
乗組員 | 1300名 |
概要
編集スーパースター・レオ級の2番船として、1999年8月2日、ドイツのマイヤー・ヴェルフトで竣工。船価は3億5千万ドル。8月27日-29日に就航記念のマラッカ海峡クルーズを行い、9月4日よりシンガポール起点の南シナ海クルーズに就航した。以降、南シナ海クルーズとマラッカ海峡クルーズを交互に実施。
2003年4月から7月までの間は東南アジアに拡大したSARS(重症急性呼吸器症候群)の影響を避けるため、拠点をシンガポールからオーストラリアに移しパース起点のクルーズを行った。
2019年2月にスタークルーズでの運航を終了し[1]、5600万米ドルを投じ上級客室エリア「パレス」やレストランの増設を含む改装の上同年4月よりスタークルーズと同じくゲンティン香港傘下のドリームクルーズにて「エクスプローラー・ドリーム」として再就航[2]。
2020年7月23日から8月9日にかけては2020年東京オリンピックに合わせ川崎港にてホテルシップとしての運営を予定していたが[3]、交渉がまとまらず2019年11月に断念となった[4]。
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スーパースター・ヴァーゴ
同型船
編集- 1番船 「スーパースター・レオ(SuperStar Leo)」
- 1998年9月竣工。2004年にNCL(ノルウェージャン・クルーズ・ライン)に移籍し、「ノルウェージャン・スピリット(Norwegian Spirit)」と改名。
脚注
編集- ^ “20年間ありがとう!スーパースター ヴァーゴとしてのサービスを終了”. スタークルーズ. (2019年2月19日)
- ^ “エクスプローラー ドリーム、就航式開催 ヴァーゴが改装・移籍”. WEB CRUISE. (2019年4月12日)
- ^ ホテルシップ運営の協議対象者を決定しました。 (PDF) - 川崎市役所(2019年3月29日)
- ^ “川崎のホテルシップ計画、香港企業と協議まとまらず”. 日本経済新聞. (2019年11月22日)
参考文献
編集- 海人社『世界の艦船 増刊 世界のクルーズ客船 2009-2010』2009年12月号増刊 No.716
- 海人社『世界の艦船』1999年11月号 No.560
- 海人社『世界の艦船』2005年2月号 No.638
外部リンク
編集- 船舶の情報と現在位置 - MarineTraffic.com
- エクスプローラー ドリーム - DREAM CRUISES