ウーゴ・ボッタキアリ
ウーゴ・ボッタキアリ(Ugo Bottacchiari, 1879年3月10日 マチェラータ県カステルライモンド - 1944年3月17日 コモ)は、イタリアの指揮者で作曲家。イタリアにおける発音は「ボッタッキアーリ」あるいは「ボッタッキャーリ」が近いが、日本では前述の表記で定着してしまっているため、近年修正の動きが広まっている。
ジュゼッペ・フェリツィアーノとゼナイデ・フランチェスカ・チェルクエーティとの間に生まれる。ペーザロのロッシーニ音楽院でピエトロ・マスカーニに師事する。在学中の1898年、コジモ・ジョルジェーリ・コントリの小品に基づく抒情歌劇『影』でデビュー。
主な作品
編集歌劇・喜歌劇
編集- 歌劇「影」(1899年11月12日、マチェラータのラウロ・ロッシ劇場にて初演)
- 喜歌劇「淑女たちの楽園」(1920年12月21日、フィリーネ・ヴァルダルノのガリバルディ劇場にて初演)
- 歌劇「セヴェロ・トレッリ」(1924年2月24日、コモのソチャーレ劇場にて初演)
- 喜歌劇「愛の悪戯」(1933年6月6日、コモのソチャーレ劇場にて初演)
- 歌劇「ウラガーノ」(1935年12月31日、コモのソチャーレ劇場にて初演。イタリアアカデミー主催オペラコンクールで第1位を受賞)
管弦楽曲
編集- 間奏曲「彷徨える霊」
マンドリンオーケストラ
編集- 交響曲「ジェノヴァに捧ぐ」
- ロマン的幻想曲「誓い」
- 交響的前奏曲
- 瞑想曲「夢の魅惑」
- エンマーイゾッタ
- ロマン的セレナータ「夢うつつ」
- 前奏曲「デラ・カルソン」[1]
マンドリン独奏曲
編集- 愛と芸術[2]