イーゴリ・シュワロフ
イーゴリ・イワノヴィッチ・シュワロフ(ロシア語: И́горь Ива́нович Шува́лов、ラテン文字転写の例:Igor Ivanovich Shuvalov、1967年1月4日 - )はロシアの政治家。2008年5月8日に発足した第2次ウラジーミル・プーチン内閣にて第一副首相に任命され、続く第1次ドミートリー・メドヴェージェフ内閣でも続投し、2018年まで同職を10年務めた。
イーゴリ・シュワロフ (シュヴァーロフ) Игорь Иванович Шувалов | |
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生年月日 | 1967年1月4日(57歳) |
出生地 | ソビエト連邦 ロシア共和国チュクチ自治管区ビリビノ |
出身校 | モスクワ大学法学部 |
前職 | 弁護士、法律コンサルティング業、大統領補佐官 |
内閣 |
第2次プーチン内閣 第1次メドヴェージェフ内閣 |
在任期間 | 2008年5月12日 - 2018年5月18日 |
略歴
編集1984年から翌年までInstitute Ekosの研究所職員。赤軍在籍中だった1985年にモスクワ大学法学部に迎えられる。大学卒業後の1992年、ソ連外務省法制局で勤務。その後、弁護士となり、1993年から1997年まで、法律コンサルティング会社ALMの代表。
1997年から翌年まで、国家登録委員会(ゴスコムイムシェストヴォ)副議長。1998年5月25日から1998年9月6日までロシア連邦国家遺産基金代表代行、同日から2000年5月18日まで代表をつとめた。
2000年5月18日からミハイル・カシヤノフ内閣の大臣に就任。そこで政府機関トップの地位を確立した。2003年5月28日、ウラジーミル・プーチン大統領補佐官。2008年5月から第1副首相。
2011年9月27日、アレクセイ・クドリン前副首相兼財務相の解任を受け、経済・財務担当を兼務。
2012年5月21日に発足したメドヴェージェフ内閣でも引き続き第一副首相を務め[1]、経済政策や外国資本誘致などを担当した[2]。2018年5月18日に退任。
2022年2月にロシアによるウクライナ侵略が開始されて以降、欧米諸国はウラジーミル・プーチン大統領に近い人物への経済制裁を検討し、3月3日にはアメリカ合衆国よりシュワロフを含む富豪8名とその家族が制裁対象に指定。これはシュワロフの妻と息子と娘、それに関連する会社も対象となった[3]。
脚注
編集- ^ “プーチン大統領が新内閣発表、第1副首相など主要閣僚が留任”. ブルームバーグ. (2012年5月21日) 2012年5月22日閲覧。
- ^ “ロシア新内閣 経済重視”. 日本経済新聞. (2012年5月22日)
- ^ “米、ロシア富豪8人に制裁-大物実業家ウスマノフ氏やプリゴジン氏ら”. bloomberg.co.jp. ブルームバーグ. (2022年3月4日) 2022年3月4日閲覧。
外部リンク
編集公職 | ||
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先代 ドミートリー・メドヴェージェフ |
ロシア連邦第一副首相 2012年まではヴィクトル・ズプコフと共同 2008 - 2018 |
次代 アントン・シルアノフ |