インゴ・ゴリツキIngo Goritzki, 1939年2月22日 ベルリン - )[1]ドイツオーボエ奏者。

インゴ・ゴリツキ
生誕 (1939-02-22) 1939年2月22日
出身地 ドイツ
ジャンル クラシック音楽
職業 オーボエ奏者
担当楽器 オーボエ

経歴

編集

フライブルクフルート[2][3]ピアノを学ぶが、20歳の時にオーボエに転向する。デトモルトヘルムート・ヴィンシャーマンに師事し、パリでは長年パブロ・カザルスシャンドール・ヴェーグ室内楽演奏の共演者を務めた。バーミンガムプラハジュネーヴなど、国内外のコンクールでたびたび入賞している。バーゼル交響楽団フランクフルト放送交響楽団では首席オーボエ奏者を務めた。

1976年ハノーファー州立音楽演劇大学の教授に就任し、その後はシュトゥットガルト音楽演劇大学に転任した。また、シュトゥットガルト国際バッハ・アカデミーやマインツ・ヴィラ=ムジカ国営基金、ゲーテ・インスティトゥートミュンヘンザルツブルク国際夏季講習会、ロカルノ・ティチーノ=ムジカ国際音楽祭、ロンドン王立音楽院、オーストラリア国立音楽院など、世界各地でマスタークラスを主宰している。

モダン・オーボエとバロック・オーボエの両方を演奏するほか、コーラングレヘッケルフォンも得意とする。 バッハやモーツァルトの原典版復元にも力を入れ、その幾つかはヘンレ版として出版されている。

脚注

編集
  1. ^ The new records H.R. Smith Co - Music - 1985 - Page 6
  2. ^ Ingo Goritzki interviewby Bruce Duffie
  3. ^ The gramophone, Volume 83, Issues 993-996 - Page 47