アリ・G
『アリ・G』(Ali G Indahouse The Movie)は2002年に製作されたイギリスのコメディ映画。イギリスのテレビ局チャンネル4の番組『Da Ali G Show』に登場するキャラクター、アリ・Gを主人公に映画化された。主演は映画『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』で知られるサシャ・バロン・コーエン。全英興行収入成績初登場1位(2002年3月24日付)。英国アカデミー賞最優秀コメディアン賞受賞。
アリ・G | |
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Ali G Indahouse The Movie | |
監督 | マーク・マイロッド |
脚本 |
サシャ・バロン・コーエン ダン・メイザー |
製作 |
ティム・ビーヴァン エリック・フェルナー ウィリアム・グリーン ダン・メイザー |
製作総指揮 |
サシャ・バロン・コーエン ピーター・フィンチャム ナターシャ・ワートン |
出演者 | サシャ・バロン・コーエン |
音楽 | アダム・F |
撮影 | アシュレイ・ロウ |
編集 | ポール・ナイト |
製作会社 |
ワーキング・タイトル・フィルムズ スタジオカナル WT2プロダクションズ トークバック・プロダクションズ |
配給 | ユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズ |
公開 |
2002年3月22日 2003年7月12日 |
上映時間 | 87分 |
製作国 | イギリス |
言語 | 英語 |
製作費 | £5,000,000 |
興行収入 | $25,936,616[1] |
あらすじ
編集ウェストサイド・ステインズの中心人物アリ・Gは、ギャングスタ・ヒップホップばりのスタイルでボーイスカウトを運営している。その活動場所となるレジャー施設の閉鎖計画に懸念し反対運動を起こしたところ、首相の失脚を企む大蔵大臣カールトンの陰謀に利用され、下院議員選挙に立候補し当選を果す。カールトンの意図に反し、アリ・G議員の人気と共に首相の支持率は上昇するが、サミットの際に各国首脳へマリファナ茶をもてなしたことが発覚し失脚する。
キャスト
編集- アリ・G(Alistair Leslie 'Ali G' Graham)/ボラット(Borat Sagdiyev):サシャ・バロン・コーエン
- 首相:マイケル・ガンボン
- カールトン:チャールズ・ダンス
- ミー・ジュリー:ケリー・ブライト
- リッキー・C:マーティン・フリーマン
- ケイト:ローナ・ミトラ
- ナオミ・キャンベル:ナオミ・キャンベル
- ミセス・ヒュー:アイリーン・エッセル
サウンドトラック
編集- "Drive By"
- "Stand Clear" Adam F feat M.O.P
- "Straight Outta Compton" N.W.A.
- "Incredible" M Beat feat General Levy
- "Swallow Back"
- "Me Julie" アリ・G & シャギー
- "Yo!"
- "Dynamite" Ms. Dynamite
- "Ride wid Us (AC's Dark Dub Edit)" So Solid Crew
- "Baddest Ruffest" Backyard Dog
- "Oh Yeah" Foxy Brown feat Spragga Benz
- "Put It on Me" Ja Rule feat Vita
- "This Is How We Do It " Montel Jordan
- "Freak Me" Another Level
- "Hold Tight"
- "E.I." ネリー
- "Legalise"
- "Shoot to Kill" Oxide & Neutrino
- "Fight the Power" パブリック・エナミー
- "Planet Rock" アフリカ・バンバータ & ザ・ソウル・ソニックフォース
- "Spread de Love"
- "Me Julie" (video) アリ・G & シャギー
シングルカットされたアリ・G & シャギーの「Me Julie」は、2002年3月に全英チャート2位(Music Week)を記録している。[2]
その他
編集アリ・Gが多用する"Booyakasha" "Keep It Real"等の言葉が、作品のルーチンとなっている。
参考文献・出典
編集- ^ “Ali G Indahouse”. The Numbers. 2011年11月25日閲覧。
- ^ [1]Music Week Ali G And Shaggy - Me Julie
- DVD「アリ・G」解説 2003.ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン