ぺこぱのオールナイトニッポンシリーズ
『ぺこぱのオールナイトニッポンシリーズ』(ぺこぱのオールナイトニッポンシリーズ)は、ニッポン放送をキーステーションに放送されていたラジオ番組。開始時は木曜X枠にて『ぺこぱのオールナイトニッポンX』(ぺこぱのオールナイトニッポンクロス)として2021年4月2日(4月1日深夜)から2022年4月1日(3月31日深夜)まで、2022年4月6日(5日深夜)からは火曜2部『ぺこぱのオールナイトニッポン0(ZERO)』が2023年3月29日(3月28日深夜)まで放送されていた。
ぺこぱのオールナイトニッポンX ↓ ぺこぱの オールナイトニッポン0(ZERO) | |
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放送方式 | 生放送 |
放送期間 |
X枠 2021年4月2日(1日深夜)- 2022年4月1日(3月31日深夜) 0(ZERO)枠 2022年4月6日(5日深夜)- 2023年3月29日(3月28日深夜) |
放送時間 |
X枠 毎週金曜 0:00 - 0:58(木曜深夜) 0(ZERO)枠 毎週水曜 3:00 - 4:30(火曜深夜) |
放送局 | ニッポン放送 |
ネットワーク | NRN、ラジオ関西 |
パーソナリティ | ぺこぱ(シュウペイ、松陰寺太勇) |
テーマ曲 | #テーマ曲・BGMを参照 |
ディレクター |
野上大貴(X時代) 舟崎彩乃(0(ZERO)時代) |
公式サイト | 公式サイト |
概要
編集2020年4月25日放送の「オールナイトニッポン0(ZERO)」を経て、新たに立ち上げられた「オールナイトニッポンX」の木曜日のパーソナリティーに抜擢された[1]。
番組冒頭では2人とも本名を付した自己紹介を行い、「全肯定漫才」の芸風とは異なる「松井勇太と成田秀平」として素の姿を押し出している[2]。これについて、本番組の作家の畠山健は「『ぺこぱのオールナイトニッポンX』を始める際に、僕からふたりに提案しました。リスナーは、テレビで「時を戻そう!」って言ってる人が、実はどんな人なのかに興味があると思うんですよね。「シュウペイでーす!」ってやってる人が、実はちょっと暗かったりしたらおもしろいじゃないですか。」と述べている[3]。さらに、「以前、別のキャラ芸人の方を担当した時も同じように提案したんですけど、「まだ不安だから」と言われて、半分半分でやったんですよ。最初はキャラでやって、途中で降りて、また戻るみたいな。だけど、構成が複雑すぎたのか、あまりうまくいかなくて。そのときの申し訳ない気持ちもあって、ぺこぱに関しては最初から松陰寺太勇とシュウペイが出ない「松井さんと成田さんの番組ですよ」という形式にしたら、ふたりも賛同してくれて。」とも話している[3]。
リスナーの名称は『ぐりーんまん』[4]。これは2021年7月9日の放送で決定したもので、シュウペイがInstagramのストーリーズにウド鈴木との写真を載せた際のBGMに設定した、ポケットビスケッツ「GREEN MAN」から来ているという。
ニッポン放送Podcast Stationといったポッドキャストで過去の放送の配信も実施している[5]。
2022年3月9日に行われた同年度の『オールナイトニッポン0 パーソナリティ発表記者会見』にぺこぱが登壇し、同年4月改編をもって火曜0枠に移籍することが発表された[6]。
2023年3月1日(2月28日深夜)放送分のエンディングにて、同年3月29日(28日深夜)で番組が終了することが発表された[7]。
放送時間
編集- X枠:金曜日 0:00 - 0:58(木曜日深夜)[注 1]
- 0枠:水曜日 3:00 - 4:30(火曜日深夜)
パーソナリティ
編集終了したコーナー
編集- チャンス
- 『クイズ!松陰寺さ〜ん!』に代わるまで放送された、日本赤十字社とのタッグコーナー。「テストで赤点取った。親に何と言おう…。トークで挽回するチャンスだ!」というように日常の様々な状況をどんなチャンスととらえるかを募集するコーナー[9]。毎週、最優秀賞にはサイン入りの『毎日ぺこぱ2』をプレゼントしていた[9]。また『クイズ!松陰寺さ〜ん!』同様、公式YouTubeで放送の様子が配信された[10]。
- クイズ!松陰寺さ〜ん!
- 日本赤十字社とタッグを組んだコーナー。リスナーが抱えているお悩みと、それに対する松陰寺の回答予想を募集するコーナー[11]。毎週、最優秀賞にはサイン入りの『キャンペーンオリジナルワイヤレススピーカー』をプレゼントしている[11]。このコーナーは公式YouTubeで放送の様子を配信している[12]。
- 俺の唄を聴いてくれ!
- ポケットビスケッツ『GREEN MAN』のAメロの歌詞のように、リスナーの子供の頃の話を募集するコーナー。
- 俺の応援歌
- 千葉ロッテマリーンズの二軍ヘッド兼打撃コーチの福浦和也の応援歌の歌詞を「応援したい何か」にアレンジして送ってもらう。新コーナー発足により休止中であったが、2023年3月14日放送分で終了した。
- ピーピピッピッピー(イントロ)波はジェットコースター♪
- リスナー自身がワクワクすることを送ってもらい、シュウペイがリスナーから送ってもらったワクワクすることを曲の合間に紹介する。
- コーナータイトルはシュウペイの好きなKinKi Kidsの楽曲「ジェットコースター・ロマンス」のイントロ(サンバホイッスルの音)と歌い出しから取られたもので、通称は「KinKi Kids最高」(コーナーメールの件名としても使用)。新コーナー発足により休止中であったが、2023年3月14日放送分で終了した。
- あらびきポークフランクください!!!!!
- シュウペイのウインナーが大好きというエピソードから生まれたコーナー。リスナーが目撃した『あらびきポークフランクください』の場面を募集する。
- ランジャタイ伊藤
- お笑いコンビランジャタイのツッコミ担当伊藤さんのツッコミフレーズを募集し、ぺこぱの2人がどんなネタなのか妄想するコーナー。
- ゆる大喜利
- 「コナミスポーツクラブ」とのタイアップコーナー。リスナーからお題に沿った「ゆるい」回答を募集する。
- ギャル男はピュアっしょ!
- 「シチュエーション」と「ピュアなギャル男のセリフ」を募集し、ギャルサー作りを目論むシュウペイが読み上げるコーナー。
- 箇条書きモーニングムーン
- 松陰寺が好きな曲であるCHAGE and ASKAの楽曲『モーニングムーン』に合うようなシチュエーションをリスナーから募集するコーナー。
- 僕はこの瞳で大嘘をつく
- 「箇条書きモーニングムーン」の後継コーナー。同じくCHAGE and ASKAの『僕はこの瞳で嘘をつく』に合う、本当っぽい嘘を募集し紹介する。
- 両コーナーとも曲(「モーニングムーン」「僕はこの瞳で嘘をつく」)を流す際は、松陰寺が手元のiPadを操作して流している。
- 子供のころHELL
- リスナーから幼少の頃の『地獄体験』を募集するコーナー。「地獄」と括っているがあくまで番組内で読めるような内容で募集した結果、あまり面白いメールが集まらず、早々に終了した。
- サプライズメンバー
- 「JFA Passport」とのタイアップコーナー。リスナーから各ジャンルの「日本代表」を募集する。
- 闘ってもらっていいですか?
- 格闘家・朝倉未来がSPアドバイザーを務める『BREAKING DOWN』。そのオーディションに登場しそうなヤバくて強そうな不良を募集するコーナー。2023年2月28日放送分にて終了。
- ぺこぱの映像ありき対決
- HAKUNA Liveのアフタートーク内で行われていたコーナー。リスナーから募集した対決案を元に、ぺこぱの二人が対決する。勝敗の判定は番組スタッフによる挙手制。終始、シュウペイが勝利していたが、最後の対決では松井が勝利。2023年3月29日放送分で終了。
ゲスト及びその他の出演者
編集- X枠
- 0枠
-
- 2022年4月20日(19日深夜)・7月20日(19日深夜) - TAIGA[20][21]
- 2022年6月15日(14日深夜) - モモコグミカンパニー、ハシヤスメアツコ(BiSH)[22]
- 2022年7月19日(20日深夜) - TAIGA[注 2]
- 2022年8月9日(10日深夜) - オズワルド
- 2022年8月31日(30日深夜) - 布川ひろき(トム・ブラウン)、秋山寛貴(ハナコ)[23]
- 2022年10月18日(19日深夜) - クロちゃん(安田大サーカス)
- 2022年11月22日(23日深夜) - モグライダー
- 2022年12月20日(21日深夜) - 古賀シュウ、JP
- 2023年1月11日(10日深夜)- 堀内健(ネプチューン)、出川哲朗[注 3]
放送休止事例(代理番組)
編集テーマ曲・BGM
編集- X時代
-
- オープニング:Bitter Sweet Samba -Ayase Remix-
- エンディング:KinKi Kids「全部抱きしめて」(シュウペイ選曲)
- 0時代
-
- オープニング:SMAP「オリジナル スマイル」(シュウペイ選曲)
- エンディング:Herb Alpert & The Tijuana Brass「BITTERSWEET SAMBA」
- CMフィラー
-
- 全てシュウペイによる選曲。
- TOKIO「AMBITIOUS JAPAN!」
- ジャニーズWEST「しらんけど」
- KinKi Kids「薄荷キャンディー」
- Kis-My-Ft2「SHE! HER! HER!」
- SMAP「がんばりましょう」
- 嵐「感謝カンゲキ雨嵐」
- 全てシュウペイによる選曲。
スタッフ
編集現在
編集0時代
編集- ミキサー:松岡
- AD:
過去
編集X時代
編集- ディレクター:野上大貴
- AD:落合凌大
- ミキサー:若林千真
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “ぺこぱ「木曜は夜更しを」ナイナイ、マヂラブへバトン、フワちゃんは伊集院意識”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2021年3月16日) 2021年3月16日閲覧。
- ^ “【ANN0連続インタビュー】深夜3時のぺこぱも“松井勇太と成田秀平””. ORICON NEWS. oricon ME. 2022年9月1日閲覧。
- ^ a b 『オールナイトニッポン55周年記念 深解釈オールナイトニッポン~10人の放送作家から読み解くラジオの今~』扶桑社、2022年、261頁。
- ^ ぺこぱのオールナイトニッポン0【公式】 [@pekopa_ann0] (2021年7月9日). "#ぺこぱANNX…". X(旧Twitter)より2021年7月20日閲覧。
- ^ “ぺこぱのオールナイトニッポンX”. ニッポン放送. 2021年4月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月11日閲覧。
- ^ “フワちゃん&ぺこぱ『ANNX』→『ANN0』に移籍”. ORICON NEWS (oricon ME). (2022年3月9日) 2022年3月9日閲覧。
- ^ “ぺこぱ「オールナイトニッポン0」が3月で終了すると報告 ANNシリーズ2年で幕”. サンケイスポーツ (産経デジタル). (2023年3月1日) 2023年3月1日閲覧。
- ^ 当番組において松陰寺は『自由にトークが出来ない』という理由から普段のホスト風キャラクターを演じず、本名の松井勇太として出演している。また3回目からは台本にシュウペイの本名も書かれる様になった事から、自己紹介の際はそれぞれ「成田秀平、松井勇太、耳慣れない名前だと思いますが、ぺこぱです」と注釈を入れる様になった。
- ^ a b ぺこぱのオールナイトニッポン0【公式】 [@pekopa_ann0] (2021年5月7日). "#ぺこぱANNX…". X(旧Twitter)より2021年5月10日閲覧。
- ^ ぺこぱのオールナイトニッポン0【公式】 [@pekopa_ann0] (2021年5月6日). "#ぺこぱANNX…". X(旧Twitter)より2021年5月10日閲覧。
- ^ a b ぺこぱのオールナイトニッポン0【公式】 [@pekopa_ann0] (2021年7月5日). "#ぺこぱANNX…". X(旧Twitter)より2021年7月20日閲覧。
- ^ ぺこぱのオールナイトニッポン0【公式】 [@pekopa_ann0] (2021年7月12日). "#ぺこぱANNX…". X(旧Twitter)より2021年7月20日閲覧。
- ^ “ぺこぱ・松陰寺にミルクボーイ・駒場が伝授したテレビの“ワイプ芸”の技「これ、使えると思うよ」”. ニッポン放送 NEWS ONLINE (ニッポン放送). (2021年6月24日) 2022年3月1日閲覧。
- ^ “ウド鈴木、内村光良からの心配に“逆ギレ”した過去を告白 その理由にぺこぱ大笑い”. ニッポン放送 NEWS ONLINE (ニッポン放送). (2021年9月16日) 2022年3月1日閲覧。
- ^ “「お客さんが泣いちゃって」地下芸人が巻き起こした“事件”にぺこぱも驚愕”. ニッポン放送 NEWS ONLINE (ニッポン放送). (2021年10月28日) 2022年3月1日閲覧。
- ^ “EXITが明かす、明石家さんまの“粋な気遣い”にぺこぱ感服「絶対使ってくれるようにってことだよね」”. ニッポン放送 NEWS ONLINE (ニッポン放送). (2021年12月23日) 2022年3月1日閲覧。
- ^ “ぺこぱ、紅白歌合戦出演を振り返る「先頭を歩いたのが、我々ぺこぱだったんですよ!」”. ニッポン放送 NEWS ONLINE (ニッポン放送). (2022年1月13日) 2022年3月1日閲覧。
- ^ “乃木坂46・佐藤璃果、ぺこぱ・シュウペイの『みんな好き』発言に「ちょっと嘘くさいですね(笑)」”. ニッポン放送 NEWS ONLINE (ニッポン放送). (2022年2月3日) 2022年3月1日閲覧。
- ^ “ぺこぱ・松陰寺、ランジャタイ・国崎の“過酷”なアルバイト時代に仰天「やっぱり常人じゃできないよ!」”. ニッポン放送 NEWS ONLINE (2022年3月10日). 2023年3月9日閲覧。
- ^ “ぺこぱ・松陰寺「打ち上げのトイレで……」 師匠・TAIGAとの出会いを回想”. ニッポン放送 NEWS ONLINE. ニッポン放送 (2022年4月26日). 2023年3月9日閲覧。
- ^ “ぺこぱの師匠・TAIGA、“スーパースター扱い”されたの後の息子の一言に「俺、めちゃくちゃ頑張ったのにな……(笑)」”. ニッポン放送 NEWS ONLINE. ニッポン放送 (2022年7月26日). 2023年3月9日閲覧。
- ^ “BiSHのモモコ&ハシヤスメ、ぺこぱANN0に生出演”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2022年6月14日). 2023年3月9日閲覧。
- ^ “『ANN』火曜SW ハラミちゃんANNX、星野源×藤井隆、ぺこぱ×トム・ブラウン布川×ハナコ秋山”. ORICON NEWS. oricon ME (2022年8月30日). 2023年3月9日閲覧。
- ^ ぺこぱのオールナイトニッポン0【公式】 [@pekopaann0] (2023年1月11日). "#ホリケン出川ANN のあと27:00~…". X(旧Twitter)より2023年3月9日閲覧。
関連項目
編集- オールナイトニッポン
- オールナイトニッポンX
- オールナイトニッポン0(ZERO)
- 2021年のラジオ (日本)
- 2022年のラジオ (日本)
- ナインティナインのオールナイトニッポン (X時代の後枠番組)
- 星野源のオールナイトニッポン (ZERO時代の前枠番組)
外部リンク
編集- 『ぺこぱのオールナイトニッポン0』公式サイト
- ぺこぱのオールナイトニッポン0【公式】 (@pekopaann0) - X(旧Twitter)
ニッポン放送 木曜 24:00 - 24:53 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ぺこぱのオールナイトニッポンX
【ここからオールナイトニッポンX枠】 |
週替わり
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ニッポン放送 木曜 24:53 - 24:58 (2021年10月7日~ ) | ||
ぺこぱのオールナイトニッポンX
|
週替わり
|
|
ニッポン放送 オールナイトニッポンX枠 | ||
枠設立前につき無し
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ぺこぱのオールナイトニッポンX
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週替わり
|
オールナイトニッポン0(ZERO)(火曜) | ||
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前担当
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ぺこぱのオールナイトニッポン0(ZERO)
水曜日(火曜深夜) 3:00 - 4:30 |
次担当
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