すずかけ台駅
東京都町田市南つくし野にある東急電鉄の駅
すずかけ台駅(すずかけだいえき)は、東京都町田市南つくし野三丁目にある、東急電鉄田園都市線の駅である。駅番号はDT24。
すずかけ台駅 | |
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駅舎(2021年4月) | |
すずかけだい Suzukakedai | |
◄DT23 つくし野 (1.2 km) (1.2 km) 南町田グランベリーパーク DT25► | |
所在地 | 東京都町田市南つくし野三丁目1 |
駅番号 | DT24 |
所属事業者 | 東急電鉄 |
所属路線 | ■田園都市線 |
キロ程 | 28.0 km(渋谷起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[東急 1]10,351人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1972年(昭和47年)4月1日[1] |
歴史
編集- 1972年(昭和47年)4月1日:田園都市線つくし野駅 - 当駅間延伸時に終着駅として開設[2][1]。当時は単線で1面1線であった[1]。
- 1976年(昭和51年)10月15日:田園都市線当駅 - つきみ野駅延伸に伴い[2]、長津田駅 - つきみ野駅手前までが複線化される[1]。
- 2001年(平成13年):ホームにエレベーター新設[3]。
- 2019年(令和元年)
駅名の由来
編集当駅は当初「新小川駅」と言う仮称で建設が進められ[5]、その後は開業前年に誕生した町名の「南つくし野駅」を駅名に採用することを計画していた。しかし、当時の東京工業大学(現・東京科学大学)が近隣に第二キャンパスを開設する予定であったことから、同大学が駅名に「すずかけ」という名を付けて欲しいという要望を行い、これが東急に採用されたことで現在の駅名で開業した。
「すずかけ」の名は、同大学名誉教授であった谷口修が、田園都市線では多くの駅名に植物名が付けられていることから当駅にも学問と関係の深い植物の名をつけては、と言うことで提案したものである。谷口は当初花言葉の中から探したが良いものが見付からず、プラトンが開設したアカデメイアに多く植えられていたというスズカケノキ(プラタナス)を駅名とすることを大学内で提案、賛成が得られたため、大学として東急へ要望を実施した[6]。
駅構造
編集元々駅舎正面左側の改札外には駅売店「toks」があったが閉店し、現在は自動販売機が設置されている。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 田園都市線 | 下り | 中央林間方面[7] |
2 | 上り | 渋谷・押上〈スカイツリー前〉・春日部方面[8] |
-
ホーム(2008年8月)
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駅全景(2007年5月)
利用状況
編集2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は10,351人である[東急 1]。田園都市線の駅としては、田奈駅に次いで2番目に利用者数が少ない駅である。(2020年度(令和2年度)は当駅が田園都市線の駅として利用者数が最も少ない駅であった。)
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[* 2] |
1日平均 乗車人員[* 3] |
出典 |
---|---|---|---|
1976年(昭和51年) | 2,934 | [東京都統計 1] | |
1977年(昭和52年) | 3,005 | [東京都統計 2] | |
1978年(昭和53年) | 3,342 | [東京都統計 3] | |
1979年(昭和54年) | 3,903 | [東京都統計 4] | |
1980年(昭和55年) | 4,054 | [東京都統計 5] | |
1981年(昭和56年) | 4,181 | [東京都統計 6] | |
1982年(昭和57年) | 4,228 | [東京都統計 7] | |
1983年(昭和58年) | 4,270 | [東京都統計 8] | |
1984年(昭和59年) | 4,521 | [東京都統計 9] | |
1985年(昭和60年) | 4,699 | [東京都統計 10] | |
1986年(昭和61年) | 4,882 | [東京都統計 11] | |
1987年(昭和62年) | 5,005 | [東京都統計 12] | |
1988年(昭和63年) | 5,266 | [東京都統計 13] | |
1989年(平成元年) | 5,422 | [東京都統計 14] | |
1990年(平成 | 2年)5,540 | [東京都統計 15] | |
1991年(平成 | 3年)5,511 | [東京都統計 16] | |
1992年(平成 | 4年)5,668 | [東京都統計 17] | |
1993年(平成 | 5年)5,753 | [東京都統計 18] | |
1994年(平成 | 6年)5,792 | [東京都統計 19] | |
1995年(平成 | 7年)5,858 | [東京都統計 20] | |
1996年(平成 | 8年)5,877 | [東京都統計 21] | |
1997年(平成 | 9年)5,803 | [東京都統計 22] | |
1998年(平成10年) | 5,860 | [東京都統計 23] | |
1999年(平成11年) | 5,918 | [東京都統計 24] | |
2000年(平成12年) | 6,000 | [東京都統計 25] | |
2001年(平成13年) | 5,948 | [東京都統計 26] | |
2002年(平成14年) | 11,858 | 5,942 | [東京都統計 27] |
2003年(平成15年) | 12,014 | 6,030 | [東京都統計 28] |
2004年(平成16年) | 11,992 | 6,077 | [東京都統計 29] |
2005年(平成17年) | 11,808 | 5,967 | [東京都統計 30] |
2006年(平成18年) | 11,683 | 5,901 | [東京都統計 31] |
2007年(平成19年) | 11,750 | 5,956 | [東京都統計 32] |
2008年(平成20年) | 11,627 | 5,868 | [東京都統計 33] |
2009年(平成21年) | 11,585 | 5,830 | [東京都統計 34] |
2010年(平成22年) | 11,543 | 5,803 | [東京都統計 35] |
2011年(平成23年) | 11,507 | 5,787 | [東京都統計 36] |
2012年(平成24年) | 11,509 | 5,784 | [東京都統計 37] |
2013年(平成25年) | 11,825 | 5,940 | [東京都統計 38] |
2014年(平成26年) | 11,433 | 5,748 | [東京都統計 39] |
2015年(平成27年) | 11,437 | 5,754 | [東京都統計 40] |
2016年(平成28年) | 11,446 | 5,766 | [東京都統計 41] |
2017年(平成29年) | 11,630 | 5,841 | [東京都統計 42] |
2018年(平成30年) | 11,687 | 5,863 | [東京都統計 43] |
2019年(令和元年) | [東急 2]11,623 | ||
2020年(令和 | 2年)[東急 3]7,752 | ||
2021年(令和 | 3年)[東急 4]8,996 | ||
2022年(令和 | 4年)[東急 5]9,855 | ||
2023年(令和 | 5年)[東急 1]10,351 |
駅周辺
編集なお、「すずかけ台」と言う地名は町田市に隣接する横浜市緑区にもなく、行政区分的には「町田市南つくし野」もしくは「横浜市緑区長津田町」である。この件については「駅名の由来」を参照。
バス路線
編集隣の駅
編集- 東急電鉄
- 田園都市線
- ■急行
- 通過
- ■準急・■各駅停車
- つくし野駅 (DT23) - すずかけ台駅 (DT24) - 南町田グランベリーパーク駅 (DT25)
- ■急行
脚注
編集出典
編集- ^ a b c d 東急の駅、p.184。
- ^ a b 東急の駅、p.151。
- ^ “町田市の地域福祉のあゆみ” (PDF). 町田市 (2016年3月8日). 2021年5月26日閲覧。
- ^ 『10月1日(火)に田園都市線、大井町線でダイヤ改正を実施 〜南町田グランベリーパーク駅への駅名改称にあわせ、さらなる利便性向上を図ります〜』(PDF)(プレスリリース)東京急行電鉄、2019年8月7日。オリジナルの2019年8月7日時点におけるアーカイブ 。2020年8月8日閲覧。
- ^ 東急100年史 - 東急
- ^ すずかけ台駅名由来記 (PDF)
- ^ “田園都市線標準時刻表 すずかけ台駅 中央林間方面”. 東京急行電鉄. 2023年3月18日閲覧。
- ^ “田園都市線標準時刻表 すずかけ台駅 渋谷方面”. 東京急行電鉄. 2023年3月18日閲覧。
- 東急電鉄の1日平均利用客数
- ^ a b c 東急電鉄株式会社. “2023年度乗降人員 |東急電鉄”. 2024年6月8日閲覧。
- ^ 東急電鉄株式会社. “2019年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
- ^ 東急電鉄株式会社. “2020年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
- ^ 東急電鉄株式会社. “2021年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
- ^ 東急電鉄株式会社. “2022年度乗降人員|東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
- 私鉄の統計データ
- 東京都統計年鑑
- ^ 昭和51年
- ^ 昭和52年
- ^ 昭和53年
- ^ 昭和54年
- ^ 昭和55年
- ^ 昭和56年
- ^ 昭和57年
- ^ 昭和58年
- ^ 昭和59年
- ^ 昭和60年
- ^ 昭和61年
- ^ 昭和62年
- ^ 昭和63年
- ^ 平成元年
- ^ 平成2年
- ^ 平成3年
- ^ 平成4年
- ^ 平成5年
- ^ 平成6年
- ^ 平成7年
- ^ 平成8年
- ^ 平成9年
- ^ 平成10年 (PDF)
- ^ 平成11年 (PDF)
- ^ 平成12年
- ^ 平成13年
- ^ 平成14年
- ^ 平成15年
- ^ 平成16年
- ^ 平成17年
- ^ 平成18年
- ^ 平成19年
- ^ 平成20年
- ^ 平成21年
- ^ 平成22年
- ^ 平成23年
- ^ 平成24年
- ^ 平成25年
- ^ 平成26年
- ^ 平成27年
- ^ 平成28年
- ^ 平成29年
- ^ 平成30年
参考文献
編集- 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 9784533071669。
関連項目
編集外部リンク
編集- すずかけ台駅(各駅情報) - 東急電鉄