ざきのすけ。

日本のシンガーソングライター、ラッパー

ざきのすけ。は、日本のシンガーソングライターラッパー[2]。「ざきのすけ。」の名前は本名の一部の「ざき」と、芥川龍之介の「のすけ」、および句点より成る[3]

ざきのすけ。
生誕 2001年(22 - 23歳)
出身地 日本の旗 日本北海道札幌市
職業 シンガーソングライターラッパー
活動期間 2019年 -
レーベル Sony Music Associated Records(2023年 -)
事務所 スリーハンドレットエンタテインメント[1]
公式サイト ざきのすけ。Official Site

来歴

編集

2001年生まれ[2]北海道札幌市出身[2]。音楽が身近な家庭に生まれ、小学生のときに父親の勧めで近所のジャズ教室でドラムを習い始める[4][5]。同時期にギターを独学で弾き始め、中学生の頃にはバンドでギターボーカルを担当[4]

また鎮座DOPENESSの音楽に出会ったことからラップや曲作りを開始する[5]。高校在学中にミュージック・ビデオ、音源を発表しはじめ、2019年、大学に進学せずに音楽とバイトを両立させて生活する決心をする[5]

2019年7月20日に放送されたテレビ神奈川の番組『ジロッケン環七フィーバー』の「札幌新世代特集」で6組のアーティストのうちの1人として紹介される[6][7]

2021年、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」の一発撮りオーディションプログラムに登場しファイナリスト4組のうちの1人に選出され[8][9]、ゲスト選考委員の亀田誠治ハマ・オカモトから高く評価される[8]

2021年11月、北海道から東京に上京する[5]。2022年5月、配信による1stEP『Identification』をリリースする[4][10]

2022年10月には配信シングル「In the Cell」をリリース、2022年12月にはJ-WAVEの番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」に出演、26、27日にオンエアされた[11]

2023年4月17日より放送開始のテレビドラマ『合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜』の主題歌に楽曲「彼は誰どき」が採用される[12]ソニー・ミュージックレーベルズからメジャー1stシングルとなる「彼は誰どき」を4月24日より配信開始、5月31日にはソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズよりCDが発売された[13][14][15]。また自身初となるワンマンライブ「1st ONE MAN LIVE TOUR -NIGHT CRAWLER-」が11月に大阪、12月に東京で開催されることが決定した[16][17]

6月11日にニッポン放送で特別番組『ざきのすけ。の“彼は誰どき”の彼は誰?』が放送され、ラジオパーソナリティに初挑戦することが発表された[18]。6月19日からはFM NORTH WAVEで、DJを務める初のラジオレギュラープログラム「Roots Radio in my Room」がスタートした[19][20]

7月26日にはメジャー第2弾となるシングル「ヒートアイランド」を配信リリースする[21]。8月にはYouTubeチャンネル「With ensemble」に初登場する[22]

10月14日より放送開始のテレビドラマ『あたりのキッチン!』の主題歌に楽曲「オレンジ」が採用される[23]

自身初となるワンマンライブ「1st ONE MAN LIVE TOUR -NIGHT CRAWLER-」が11月25日に大阪、12月3日に東京で開催され、新曲「Midnight Train」「Mawaru」も披露された[24]

12月24日には、2024年1月7日より放映予定のテレビアニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』の2クール目のエンディングテーマがざきのすけ。の「未完成」であることが発表された[25]

2024年、7月9日に配信リリースとなる「down under」が、松本まりか主演のテレ東系ドラマプレミア23『夫の家庭を壊すまで』の主題歌に決定した[26]

ディスコグラフィ

編集

配信(メジャーデビュー前)

編集
発売日 タイトル 規格品番 備考
2019年9月28日[27] The gifted...? zakinosuke-007
2020年2月15日[28] Feel Like zakinosuke-002
2020年3月27日[29] Clay zakinosuke-003
2020年4月29日[30] Turn around zakinosuke-004
2020年6月17日[31] Infection / Take a Risk zakinosuke-005 Infection / Take a Riskの2曲
2021年3月19日[32] 陶酔 zakinosuke-006
2021年6月26日[33] MINT zakinosuke-008
2022年3月23日[34] Bipolar zakinosuke-009
2022年4月27日[35] CASSIS zakinosuke-010
2022年5月25日[36] Identification zakinosuke-011 Bipolar / CASSIS / Launch / Finger Magicの4曲
2022年11月16日[37] In the Cell zakinosuke-013

配信シングル

編集
発売日 タイトル 規格品番 備考
2023年4月24日 彼は誰どき AIXX02335B00Z 合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜』主題歌[14]
2023年5月31日 彼は誰どき AICL04389B00Z 「彼は誰どき」「丸ノ内サディスティック」「彼は誰どき-instrumental-」の3曲
2023年7月26日[21] ヒートアイランド AIXX02382B00Z
2023年10月27日 オレンジ AIXX02439B00Z あたりのキッチン!』主題歌[23]
2024年1月7日[38] 未完成 AIXX02490B00Z 七つの大罪 黙示録の四騎士』第2クールエンディングテーマ
2024年7月9日[26] down under AIXX02590B00Z 夫の家庭を壊すまで』主題歌

CDシングル

編集
発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
2023年5月31日 彼は誰どき AICL-4389
  • 彼は誰どき
  • 丸ノ内サディスティック
  • 彼は誰どき-instrumental-
合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜』主題歌[14]
カップリング曲は椎名林檎丸ノ内サディスティック」のカバー[39]
2024年2月28日[40] 未完成 AICL-4529
  • 未完成
  • Twinkle
  • 色彩のブルース
  • 未完成 ‒Instrumental-

出演

編集

ラジオ番組

編集
  • Roots Radio in my Room(FM NORTH WAVE、2023年6月19日 - 、月 23:00-24:00、番組DJ[20]

ライブ

編集

ワンマンライブ

編集
  • 1st ONE MAN LIVE TOUR -NIGHT CRAWLER-(2023年11月25日、大阪府 HOLY MOUNTAIN / 2023年12月2日、東京都 渋谷 TOKIO TOKYO)[24][41]

脚注

編集
  1. ^ アーティスト”. 研音 - KEN ON. 2023年11月20日閲覧。
  2. ^ a b c ざきのすけ。のプロフィール”. WEBザテレビジョン. 2023年10月23日閲覧。
  3. ^ ドラマ『合理的にあり得ない』主題歌で注目のざきのすけ。、ラジオで語った音楽的ルーツの5曲。番組では生ライブも披露”. THE FIRST TIMES (2023年6月13日). 2023年10月24日閲覧。
  4. ^ a b c [Interview]ざきのすけ。1st EP『Identification』グラデーションで表現するジャンルレスな音とラップと歌で魅せるコントラスト”. EYESCREAM (2022年6月18日). 2023年10月24日閲覧。
  5. ^ a b c d 沖さやこ (2022年6月20日). “【インタビュー】ざきのすけ。「挫折して転んだ先に音楽という道があった」”. BARKS. 2023年10月24日閲覧。
  6. ^ ジロッケン#112 / 札幌新世代特集 前編』ジロッケン環七フィーバー、2019年7月24日https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=o4LGnEmS0ow2023年10月24日閲覧 
  7. ^ ジロッケン#112 / 札幌新世代特集 後編』ジロッケン環七フィーバー、2019年7月24日https://www.youtube.com/watch?v=4-Nd9l4leNY2023年10月26日閲覧 
  8. ^ a b 一発撮りオーディション『THE FIRST TAKE STAGE』ファイナリスト4組のパフォーマンス映像公開!”. THE FIRST TIMES (2021年6月26日). 2023年10月23日閲覧。
  9. ^ 「プロ級」評価のざきのすけ。自作の失恋ソングで表現力勝負 「THE FIRST TAKE STAGE」ファイナリストインタビュー1”. スポニチ (2021年6月28日). 2023年10月24日閲覧。
  10. ^ 【コラム】ざきのすけ。の作家性を伝えるドラマ『合理的にあり得ない』主題歌「彼は誰どき」の凄まじさ”. BARKS (2023年6月3日). 2023年10月23日閲覧。
  11. ^ ざきのすけ。の音楽性を広げた、Tom Mischとの出会い「こんなおしゃれな曲があるのか」”. J-WAVE NEWS (2023年1月16日). 2023年10月23日閲覧。
  12. ^ 松本侃士 (2023年5月8日). “新人シンガー・ざきのすけ。が表現する普遍的な葛藤 『合理的にあり得ない』と重なった“信じる道を進む決意””. Real Sound. 2023年10月23日閲覧。
  13. ^ 彼は誰どき”. ソニーミュージックオフィシャルサイト. 2023年10月23日閲覧。
  14. ^ a b c 天海祐希&松下洸平初共演ドラマ『合理的にあり得ない』主題歌「彼は誰どき」を歌うのはシンガー“ざきのすけ。””. CD Journal (2023年4月18日). 2023年10月23日閲覧。
  15. ^ 彼は誰どき | ざきのすけ。”. ORICON NEWS. 2023年12月31日閲覧。
  16. ^ ドラマ『合理的にあり得ない』主題歌、ざきのすけ。が歌う「彼は誰どき」のMVプレミア公開が決定”. THE FIRST TIMES (2023年5月1日). 2023年10月24日閲覧。
  17. ^ 今日のゲスト「ざきのすけ。さん」 #ざきのすけ #彼は誰どき”. Fm yokohama (2023年6月26日). 2023年10月24日閲覧。
  18. ^ ざきのすけ。、ラジオパーソナリティに初挑戦 新曲「彼は誰どき」を生歌ライヴパフォーマンス”. CD Journal (2023年6月8日). 2023年10月23日閲覧。
  19. ^ ざきのすけ。 [@zakinosuke0416] (2023年6月19日). "2023年6月19日午後11:09のツイート". X(旧Twitter)より2023年10月27日閲覧
  20. ^ a b Roots Radio in my Room”. FM NORTH WAVE. 2023年10月27日閲覧。
  21. ^ a b シンガー&ラッパー“ざきのすけ。”、多様性時代のサマー・チューン「ヒートアイランド」配信リリース”. CD Journal (2023年7月26日). 2023年10月23日閲覧。
  22. ^ ざきのすけ。、YouTubeチャンネル「With ensemble」で「彼は誰どき」披露”. BARKS (2023年8月17日). 2023年10月23日閲覧。
  23. ^ a b ざきのすけ。、最新曲「オレンジ」が桜田ひより主演ドラマ『あたりのキッチン!』主題歌に決定”. CD Journal (2023年9月25日). 2023年10月23日閲覧。
  24. ^ a b 【ライブレポート】ざきのすけ。初ワンマンツアー完遂! 未発表新曲も披露”. THE FIRST TIMES (2023年12月3日). 2023年12月5日閲覧。
  25. ^ 「黙示録の四騎士」2クール目に向けた“ブリッジPV” 新主題歌はJO1&ざきのすけ。”. コミックナタリー (2023年12月24日). 2023年12月25日閲覧。
  26. ^ a b ざきのすけ。「down under」、ドラマプレミア23「夫の家庭を壊すまで」主題歌に”. BARKS (2024年6月28日). 2024年7月11日閲覧。
  27. ^ ざきのすけ。 / The gifted...?”. OTOTOY. 2023年10月26日閲覧。
  28. ^ ざきのすけ。 / Feel Like”. OTOTOY. 2023年10月26日閲覧。
  29. ^ ざきのすけ。 / Clay”. OTOTOY. 2023年10月26日閲覧。
  30. ^ ざきのすけ。 / Turn around”. OTOTOY. 2023年10月26日閲覧。
  31. ^ ざきのすけ。 / Infection / Take a Risk”. OTOTOY. 2023年10月26日閲覧。
  32. ^ ざきのすけ。 / 陶酔”. OTOTOY. 2023年10月26日閲覧。
  33. ^ ざきのすけ。 / MINT”. OTOTOY. 2023年10月26日閲覧。
  34. ^ ざきのすけ。 / Bipolar”. OTOTOY. 2023年10月26日閲覧。
  35. ^ ざきのすけ。 / CASSIS”. OTOTOY. 2023年10月26日閲覧。
  36. ^ ざきのすけ。 / Identification”. OTOTOY. 2023年10月26日閲覧。
  37. ^ ざきのすけ。 / In the Cell”. OTOTOY. 2023年10月26日閲覧。
  38. ^ ざきのすけ。 / 未完成”. OTOTOY. 2024年1月12日閲覧。
  39. ^ Interview:ざきのすけ。Major 1st Single 「彼は誰どき」今の心境から探るこれまでとこれから”. EYESCREAM (2023年5月31日). 2023年10月24日閲覧。
  40. ^ ざきのすけ。 / 未完成”. CDJournal. 2024年3月11日閲覧。
  41. ^ ざきのすけ。 1st ONE MAN LIVE TOUR -NIGHT CRAWLER- 開催決定!!”. ざきのすけ。 (2023年5月1日). 2023年10月28日閲覧。

外部リンク

編集