いけだピアまるセンター

いけだピアまるセンター大阪府池田市にある歴史的建造物池田実業銀行本店として建設されたが、現在は大阪府池田市インキュベーションオフィスとして使われている[1]

いけだピアまるセンター
情報
旧名称 旧池田実業銀行本店
設計者 小笠原鈅
構造形式 鉄筋コンクリート造
建築面積 303 m²
階数 2階
竣工 1925年(大正14年)11月
所在地 大阪府池田市新町2-14
座標 北緯34度49分37.8秒 東経135度25分26.4秒 / 北緯34.827167度 東経135.424000度 / 34.827167; 135.424000座標: 北緯34度49分37.8秒 東経135度25分26.4秒 / 北緯34.827167度 東経135.424000度 / 34.827167; 135.424000
文化財 国の登録有形文化財に登録
指定・登録等日 2004年(平成16年)6月9日登録
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概要

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平成12年(2000年)に、池田市のインキュベーションオフィス(企業育成室)として開設。池田市は阪急電鉄日清食品池田銀行等企業の発祥地として知られ、中小企業や起業家を目指す人を支援する目的で設立された。名前の由来は、英語で桟橋船着場を意味する「ピア(pier)」(施設の近くに、池田の伝承である唐船ヶ淵という船着場があることから)と、2000年に開設しゼロからの出発やネットワークを意味する物して「まる」から成っている[2]能勢街道に面して建っている。

入居対象は新たに創業または創業5年以内の中小企業または企業家を目指す学生を含めた個人で、育成室の貸し出しは3年が期限[2]。当初は空き室5室の貸し出しを予定していたが、予想を上回る応募があった事から、多目的ルームを間仕切りするなどして3室増やし、2000年9月から8者の入居が始まった[3]。分野はIT関連から環境関連まで多岐にわたる[4]

1925年(大正14年)11月に建築された、池田市最古の鉄筋コンクリート建築[5]。2階建てで、外部は基底部を石張風に仕上げ、隅部及び1,2階縦長上げ下げ窓間の狭い壁面を褐色タイル張として、頂部をアーキトレイブ風に作られている[6]

鉄道院出身の小笠原鈅が設計した。

交通アクセス

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出典

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  1. ^ 近畿管内インキュベーション施設一覧 近畿経済産業局ホームページ 2015年9月3日閲覧
  2. ^ a b 自治大阪 & 2001-03, p. 13.
  3. ^ 自治大阪 & 2001-03, p. 13-14.
  4. ^ 自治大阪 & 2001-03, p. 14.
  5. ^ 国の重文に「歌合」 大阪青山学園所有の鎌倉期の2点--文化審議会答申 /大阪.『毎日新聞』.2004年03月20日付朝刊、27面
  6. ^ 文化遺産オンライン

参考文献

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  • 池田市政策推進部企画調整課「地域づくりへの挑戦(125) 新たなまちづくりの拠点を目指して -いけだピアまるセンターでのベンチャー支援-」『自治大阪』、大阪府市町村振興協会、2001年3月、12-14頁。 

関連項目

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